2023年4月21日
新高3生、半数以上が「SNSと勉強のメリハリの付け方」に不安 =武田塾調べ=
A.verは20日、同社が運営する学習塾「武田塾」が、2023年度に新3年生になり、偏差値50以上の4年制大学の受験を予定している高校2年生101人を対象に実施した、「新高校3年生の受験に関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「今後予定している大学受験に対して不安はあるか」と質問したところ、「非常にある」が55.3%、「ややある」が33.0%だった。「あまりない」は5.8%、「全くない」は3.9%。
受験が不安だと思う「理由」を聞いたところ、「モチベーションが続くか分からないから」が59.3%、「勉強方法が分からないから」が56.0%、「SNSと受験勉強のメリハリが付けられるか分からないから」が52.7%で、いずれも半数以上を占めた。
このほか、「自分の進路選択に自信がないから」41.8%、「周りと比較してしまうから」41.8%、「部活動や学校行事と両立できるか分からないから」26.4%、「友人や先生からのプレッシャーがあるから」22.0%といった回答や、「経済的負担」、「親の期待」など52の自由回答も寄せられた。
また、「志望校合格に向け、受験勉強に取り組み始めるタイミング」を尋ねたところ、「3月」が28.7%、「4月」が21.8%、「5月」が1.0%、「6月」が4.0%、「7月」が5.9%、「8月」が2.0%、「9月」が1.0%、「10月以降」が3.0%だった。
受験勉強でのストレス解消法を聞いたところ、「好きなアーティストの音楽を聴く」が71.3%、「好きなものを好きなだけ食べる」が53.5%、「友人と遊びに出かける」が44.6%、「自分へのご褒美を用意する」が44.6%、「誰かに相談したり、人と話す」が43.6%、「体を動かす」が39.6%、「買い物にいく」が30.7%だった。
このほか、「とにかく寝る」や「推しのライブに行く」など51の自由回答も寄せられた。
「受験に対するイメージ」を聞いたところ、「ずっと勉強してなければならない」69.3%、「今後の人生に関わる大イベント」56.4%、「勉強以外のことに時間がかけられない」50.5%、「何事も我慢しなければならない」48.5%、「受験科目が多い」43.6%、「自分のやりたいことをやるための大事な期間」37.6%などの回答だった。
また、「先輩が受験に取り組む姿を見てどのように感じたか」と質問したところ、「ずっと勉強していてきつそう」57.4%、「努力していてかっこいい」47.5%、「自分も頑張ろうと思う」41.6%、「塾に行ったり大変そう」35.6%、「できればやりたくない」35.6%、「頑張っている姿を見て応援したくなった」33.7%などで、このほか「憧れた」や「自分に対して焦りを感じた」など46の自由回答も寄せられた。
受験期に求める「家族からのサポート」については、「そっとしておいてほしい」が45.5%、「応援してほしい」が43.6%、「普通にしていて欲しい」が38.6%、「怒らないでほしい」が34.7%、「励ましてほしい」が29.7%だった。
この調査は、2023年度に新3年生になり、偏差値50以上の4年制大学の受験を予定している全国の高校2年生を対象に、3月9・10日に、インターネットで実施した。有効回答数は101人。
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