2023年6月7日
“闇バイト”の危険性 SNS でアルバイト探しをする高校生は約半数 =マイナビ調べ=
マイナビは5月30日、「闇バイト」にフォーカスした、学生のアルバイト実態調査の結果を発表した。
高校生・大学生(大学院生含む)のSNSを活用したアルバイト探しの実態から、違法性のある労働に巻き込まれないために必要な意識・行動について考察している。
それによると、SNSでアルバイト探しをしたことがある高校生は50.0%、大学生が30.8%。実際に応募した高校生は36.1%、大学生21.8%で、働いた経験がある高校生32.6%、大学生19.1%。アルバイト探し・応募・就労のいずれも高校生の方が多い。
SNSでアルバイトを探すメリットは、「すぐに求人に応募できる(44.2%)」が最多、次いで「すぐに働くことができる(39.5%)」、「面倒な登録手続きがない(35.0%)」となり、「タイムパフォーマンス(タイパ)」を意識する行動がみられる。
SNSでのアルバイト探しは、職業紹介会社などの第三者チェックがないことから違法な労働に巻き込まれる危険性もあるが、その危険性を認知している割合は高校生(44.8%)/大学生(52.3%)と約半数。SNSで怪しい求人を見かけたことがある割合は高校生(44.5%)/大学生(48.0%)で、実際にトラブルにあった割合は高校生(7.4%)/大学生(5.8%)だった。
周囲の大人にアルバイト探しを相談している学生は48.8%で、半数以上が相談しない。子どもからアルバイトの相談を受けたことがある親は35.6%、子供のアルバイト先に関心がある親は62.3%と関心がある一方で、子どものアルバイトについて把握していることは、「企業名(49.8%)」、「仕事内容(49.4%)」、「企業情報(42.0%)」と続き、基本的な情報についても把握している親は半数以下だった。
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