2023年7月3日
NTT東、マイスター・ハイスクール事業による「人材育成プロジェクト」を清和学園高で開始
NTT東日本(埼玉西支店)は、埼玉県入間郡越生町とともに、清和学園高校の生徒を対象にした「人材育成プロジェクト」を開始した。
同プロジェクトは、同校が、文科省が募集する「マイスター・ハイスクール」(次世代地域産業人材育成刷新事業)の2023年度の対象校として、全国の私立高校・通信制高校で初めて認定されたことを受けて開始するもので、6月27日に、同校で「マイスター・ハイスクール発足式」と第1回運営委員会を行った。
同校は、全国唯一の工業・家庭の国家資格が取得可能な新たなスタイルの埼玉県内の私立の通信制高校。今回のプロジェクトでは、自動車科・調理科に在籍する生徒が、高齢化に伴う農業人口減少に対する課題解決や特産物の新商品開発、6次産業化などの地域の課題に取り組みながら、最新の技術の習得や、課題発見・解決の力を養っていく。
同事業の指定期間は原則3年で、今年6月~2026年3月を設定し、以降の自走運営方法は同事業を実施しながら検討する方針。
また、同事業を通じて、同町で受け継がれてきた自然や産業を活かし、生徒一人ひとりが、同町民らと共に、社会課題の発見やICT・デジタル技術などの最新技術による解決に自ら取り組める力を育成していく。
「マイスター・ハイスクール」は、専門高校などと産業界が一体となり、地域の持続的な成長を牽引する最先端の職業人材を育成して、その成果モデルを示す事を目的に、文科省が2021年度からスタートさせた事業。
マイスター・ハイスクール事業での役割
①NTT東:「マイスター・ハイスクールCEO」として取り組み実行の統括・カリキュラム開発・関係者調整などの実施
②清和学園高校:生徒の同プロジェクト参画推進・カリキュラム実践の伴走
③越生町:同町の現状・課題の生徒への教授
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