2023年7月7日
子どもに望む将来の働き方、「やりがいを感じる仕事をして欲しい」が大幅に減少 =「マイナビ進学総合研究所」調べ=
マイナビは6日、同社の進学情報サイト「マイナビ進学総合研究所」が、高校1~3年生の子どもを持つ全国の保護者1200人を対象に実施した、「2023年 高校生の進路に関する保護者調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、子どもの進路選択・学校選びにあたって保護者がほしい情報は、「入試の種類について」が39.4%、「入試スケジュールについて」が38.3%、「就職実績について」が31.1%だった。
そのほか、「学費のサポートやお金について」30.8%、「学部名・学科名・学科で学べる内容について」30.6%、「取れる資格について」28.8%の回答も多かった。
子どもの進路選択や学校選びについて困っていることや悩んでいることについては、「特に困っていることはない」が34.1%で最も多く、次いで「学費が工面できるかどうか不安」が前回比3.1pt増の27.6%だった。
また、子どもに望む将来の「働く姿」について聞いたところ、「本人がやりがいを感じる仕事をして欲しい」が最多ではあったが、前回(2020年調査)に比べると12.5pt減の39.9%と大幅に減少した。
次いで「安定した収入を得られる仕事をして欲しい」25.5%が続き、前回よりも5.4pt増加した。昨今の物価高の影響や先行き不透明な社会背景をふまえ、保護者は子どもの将来に安定を望んでいると考えられる。
子ども自身のキャリアについてどの程度話しているかを聞いたところ、「話している」が53.5%(頻繁に話している:9.7%+たまに話している:43.8%の合計)だった。
また、保護者が子ども自身の歩みたいキャリアをどの程度知っているかを尋ねたところ、「知っている」が45.8%(よく知っている:11.5%+少し知っている:34.3%の合計)だった。
この調査は、高校1~3年生の子どもがいる全国の保護者(回答時に40歳以上で長子として高校生を養育する保護者)を対象に、5月19日~21日にかけて、メールで調査告知を行い、WEBフォームで回答を募る形で実施した。有効回答数は1200人。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)