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2023年7月10日
デジタル・ナレッジ、「KnowledgeDeliver」機能拡張セミオーダーオプションにIRTを追加
デジタル・ナレッジは7日、学習管理システム「KnowledgeDeliver」の機能拡張セミオーダーオプションとしてIRTの提供を開始した。
IRT(項目応答理論)をLMSのテスト問題データベースに組み込むことで、受講者向けに理解レベルを合わせた出題が可能となるほか、テストの問題の品質管理にも有効な情報が付加される。
項目応答理論(Item Response Theory)とは、評価項目群への応答に基づいて、受験者の知識・技能やさまざまな能力の特性を測定するための統計理論。推定学力値を測定し、一人ひとりの学力に合わせた出題を可能し、偏差値ではなく変動の少ない絶対値での学力を推定することができる。
これにより、管理者は理解度を測定するために取り組む問題数を減らし、理解度試験にかける時間を低減することができる。受講者は、自身の理解度レベルからみて少しだけ上の難易度のテスト問題に取り組むことができ、モチベーションが維持される。また、教材制作者はテスト問題の品質管理が可能となる。
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