- トップ
- 企業・教材・サービス
- One Terrace、国際学生管理システム「WSDB」で「日本語熟達度証明書」が出力可能に
2023年8月23日
One Terrace、国際学生管理システム「WSDB」で「日本語熟達度証明書」が出力可能に
One Terraceは21日、同社が販売する国際学生管理システム「WSDB」で、文化庁の文化審議会国語分科会にて取りまとめられた「日本語教育の参照枠」に準拠した証明書「日本語熟達度証明書」が8月23日から出力可能になると発表した。
5月26日、日本語学校の認定制度や日本語教師の国家資格化等を盛り込んだ「日本語教育機関認定法」が参院本会議で可決、成立した。2024年4月に施行予定であり、日本語教育の質の向上を目指す動きが国全体で強まっている。
日本語学校は、現在法務省から認定を受けている。しかし、新法の施行に伴い2024年から日本語教育機関は文部科学省の認定を受けることになるため、教育の質の向上がさらに求められると捉えている。
そこで、「WSDB」では審議会の報告書で使用されている「熟達度」の概念を踏まえ、留学生の日本語運用能力を可視化する「日本語熟達度証明書」の出力を可能にした。
熟達度証明書では、教育機関が登録した現在の学習者の言語活動別熟達度をグラフにすることができる。これにより、学習者が視覚的に現状の能力を把握できる。
さらに、熟達度の履歴を載せることで、学習者自身に成長を実感させ、自立学習を促せる。CEFRの2018年補遺版に基づき、言語活動を5つに分類し、それぞれのレベルを11段階評価できる。
今回の参照枠対応は第1弾リリースであり、すでに日本語教育の参照枠やCEFRに基づいた成績評価をしている教育機関は、「WSDB」から言語熟達度の履歴を含んだ証明書が出力できるようになる。
また、現在の成績証明書から変更を考えている教育機関は、現状の成績の付け方をしながら移行のタイミングを図ることができるという。
「WSDB」では今後、Can-do評価から熟達度が自動判定される機能の実装を検討しているという。
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)