2023年9月1日
アドビ、角川ドワンゴ学園が開発したビジュアルコミュニケーション教材を一般公開
アドビは8月31日、角川ドワンゴ学園とのパートナーシップにより、「Adobe Creative Cloud」を活用した同学園開発のビジュアルコミュニケーション教材2点を一般公開した。
両社による教材の一般公開は、昨年2月に続いて今回が2回目で、同教材は主に学校での活用を意図しており、誰でも利用できる。
今回公開した教材は、Adobe Premiere Pro入門「アニマル動画をつくろう!」と、Adobe Photoshop Lightroom Classic「エモ写」の2点。
「アニマル動画をつくろう!」は、アドビの動画編集のソフトウェア「Adobe Premiere Pro」を全く使ったことがない生徒や、初心者向けに作成した教材。アプリをインストールするところからBGMや効果音の付け方、テロップのつけ方など、同ソフトで動画編集するときの基本的な操作を学べる。
また、「エモ写」は、アドビの写真編集ソフトウェア「Adobe Photoshop Lightroom Classic」を使用。自分にとっての「エモい」を言語化しそれを写真で表現するプログラムで、全5回の授業の最後には、写真加工、写真のタイトル付けまでの技術を習得できる。写真加工を通して、自己表現の広さを学ぶことを目標にしている。
教材はいずれも、「Adobe Education Exchange」で公開。ダウンロードにはAdobe IDが必要だが、Adobe IDはアドビ製品を使っていなくてもWeb上から無料で取得できる(ただし13歳以上)。
昨年、アドビの協力で角川ドワンゴ学園が一般公開したデジタルクリエイティブ教材「Google WS+Illustratorで、生徒が自学自習できる授業~イラストレーター入門編~」と、「Google WS+Photoshopで、生徒が自学自習できる授業~フォトショップ入門編~」は、教育関係者向けオンラインコミュニティサイト「Adobe Education Exchange」で6000~1万view以上を獲得するなど、高い注目を集めている。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)