2023年9月19日
京都栄養医療専門学校、メタバース活用した「遠隔教育モデル」を構築へ
大和学園 京都栄養医療専門学校は15日、文部科学省から「先端技術利活用実証研究プロジェクト」の委託を受け、栄養士・管理栄養士分野での「メタバースを活用した遠隔教育モデル構築プロジェクト」を進めていると発表した。
同プロジェクトは、VRやメタバースなどの先端技術を利活用した「遠隔教育モデル」を開発して、実証研究を通じて新しい教育メソッドを確⽴することで、給食業務の実践力を⾼め、専⾨的な能⼒を持った栄養士・管理栄養士を養成するのが目的。
2022年度は、同学内の給食経営管理実習室をメタバース空間で再現して、学生を対象に実証研究を実施した。
2023年度は、学外の事業所と連携して、病院・福祉施設・保育園・社員食堂など、実際の給食施設のメタバース空間を複数制作し、それぞれの施設の特性や作業方法、動線の違いを感じ取ることができる教材の作成を目指す。
プロジェクトの成果物と研究結果については、来年1月下旬に開催予定のシンポジで報告する。
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