2023年9月27日
約半数の企業がリスキリング施策を実施、前回調査よりも伸長=パーソルイノベーション調べ=
パーソルイノベーションは25日、リスキリング支援サービス「学びのコーチ」が四半期ごとに実施する「リスキリング」に関する調査結果を発表した。
3回目となる今回は、企業におけるリスキリング推進の課題意識が明らかになったという。
回答者が所属する企業は、「直近1年の間で、従業員のリスキリング施策に関する取り組みを行いましたか︖」と尋ねたところ、「実施した」は49.1%(前回41.6%)と増加。
企業規模別では、大企業では「実施した」が64.3%(前回64.1%)。中小/スタートアップ企業では「実施した」が40.5%(前回28.0%)で、大企業が先行して取り組んでいる。
「どのスキルを習得することを重視していますか︖」には、1位は「データ活用(35.6%)」、2位「AI活用(ChatGPT等)(34.7%)」、3位「業務プロセス設計(31.5%)」。「AI活用(ChatGPT等)」が前回4位(30.3%)から上昇し、AIを導入、または導入を検討している企業が増えたことがわかる。
企業規模別では、大企業の1位は「データ活用(43.9%)」、2位は「AI活用(ChatGPT等)(40.4%)」に対し、中小/スタートアップ企業では同率1位で「マーケティング(28.7%)」「AI活用(ChatGPT等)(28.7%)」となり、企業規模を問わずAI活用が注目されている。
取り組んでいるリスキリング施策で「大きな成果が出たと感じている」は28.7%(前回18.2%)。「成果を実感できた」は52.1%(前回45.5%)となり、成果を感じている企業が80.8%までに増加した。
「リスキリングを推進する上での課題」の1位は「施策の企画リソース(体制)が足りない(23.1%)」、2位は「施策の運用リソース(体制)が足りない(21.0%)」、3位は同率で「習得すべきスキルを明確にできない(19.9%)」「スキル習得に適したカリキュラムが用意できない(19.9%)」だった。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ Fastaskでアンケート調査
調査対象:全国の企業に勤めている人
調査期間:8月28日~9月1日
対象人数:662人
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