2023年10月3日
金融リテラシーのeラーニング講座「マネビタ~人生を豊かにするお金の知恵~」開講
金融経済教育推進会議は2日、金融リテラシーに関するeラーニング講座「マネビタ~人生を豊かにするお金の知恵~」の2023年度講座を開講した。
同講座は、2021年度の開講以降、20歳代を中心に多くの人が受講。2023年度は、関心の高まっているNISAと確定拠出年金(iDeCo、企業型DC)について講義を大幅に拡充。所管官庁である金融庁と厚労省が制度を説明し、Q&Aとして日本証券業協会・東京証券取引所・投資信託協会が「素朴な疑問」に答える。
また、高校の学習指導要領の内容や成年年齢引下げに関する話題も盛り込んでおり、高校の教員も授業の参考にできる。
同講座は、金融経済教育に関わる官庁と団体が連携して作成した動画教材を使用。中立公正な観点から、お金に関する基本(6分野・18テーマ)を網羅し、1回の講義は10~15分程度とコンパクトな内容で、無料で受講できる。講師は金融経済教育に関わる官庁・団体の専門家が務める。対象は主として大学生や、若手社会人。
受講方法は2通りあり、「知るぽると」HPで講義動画を視聴するか、ドコモgaccoが運営する無料学習サイト「gacco」での受講。「gacco」受講は、習熟度確認テストに合格するとJMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)公認の修了証が貰える。
金融経済教育推進会議は、日本の金融経済教育に関する諸課題への取組みを審議することを目的に、2013年6月に設置。金融広報中央委員会(日本銀行情報サービス局内)が事務局を務める。
講座名称の「マネビタ」は、「マネー」と「ビタミン」を組み合わせた造語で、身体に必要不可欠なビタミンを食物から摂り込むように、人生に必要不可欠なお金の知恵を同講座から身に付けてもらいたい、という思いから名付けられた。
講座の概要
開講日:10月2日(月)〈受講登録は2024年3月31日まで可能〉
受講方法:
①「知るぽると」HPでの視聴(登録手続きなしで講義動画を視聴できる)
主な内容:
・「第1週」金融と経済を学ぶ
・「第2週」ライフプランを描く
・「第3週」お金を借りる
・「第4週」お金を増やす
・「第5週」リスクに備える、トラブルを避ける
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)