2023年12月4日
教育分野における自治体DX、48%がデジタル化に取り組む=自治体DX推進協議会調べ=
自治体DX推進協議会は1日、「令和5年度第一回自治体DX意識・実態調査」の報告書から、教育ジャンルにおける自治体DX進捗度についての調査結果を公表した。
調査は6月~7月に行われ、4都道府県、197市・区、219町、61村の合わせて481自治体(回答率26.9%)から回答を得た。それによると48%がデジタル化が進んでいると回答。具体的な取り組みには、タブレットや電子黒板の導入、AIドリルや授業支援アプリ、統合型校務支援システムの導入、不登校児童へのオンライン授業、メタバースを活用した授業、部活動でのタブレット活用などが含まれ、デジタル技術を活用して教育の質の向上やアクセスの容易さを目指している。
調査では、市・区の53.8%、町の43.8%、村の42.6%が進んでいると回答し、自治体規模による格差が比較的少ないことが明らかとなった。しかし、進んでいない自治体も51.1%に上り、ニーズの不明確さ、教員のデジタル技術への抵抗感、プログラミング教育の導入にもかかわらず現場に余裕がない、などの課題が指摘されている。
自治体職員、自治体関連事業に携わる企業関係者などを対象に、調査結果のオンライン報告会を12月21日(木)14:00~15:00に開催する。定員は先着80名。参加は無料。事前登録制。
関連URL
最新ニュース
- 学生の約9割が金融リテラシーを重要と感じる一方で、学びの機会は少ない=UniLife学生調査=(2024年10月29日)
- IPA、ポータルサイト「マナビDX」の改修業務に係る一般競争入札(2024年10月29日)
- イード、比較サイト「ミツカル学び」で「IT転職エージェントのカオスマップ」を公開(2024年10月29日)
- 高専進学、約6割が中2までに準備開始。決断・勉強開始時期は二極化=じゅけラボ予備校調べ=(2024年10月29日)
- 高専進学理由1位は「特定の専門分野への興味」 =じゅけラボ予備校調べ=(2024年10月29日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が大阪府高槻市で導入(2024年10月29日)
- 文京学院大学、2026年4月に「ヒューマン・データサイエンス学部」設置へ(2024年10月29日)
- 中高生対象アプリ開発コンテスト「アプリ甲子園2024」、決勝大会進出者が決定(2024年10月29日)
- 小学生向けプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix2024」、応募者が1万人を突破(2024年10月29日)
- 学校対抗競技プログラミング「AtCoder Junior League 2024 Summer」入賞校・入賞者を発表(2024年10月29日)