1. トップ
  2. データ・資料
  3. 受験勉強に没頭するコツは「睡眠」「誘惑断ち」「食事」=スタディプラス調べ=

2023年12月26日

受験勉強に没頭するコツは「睡眠」「誘惑断ち」「食事」=スタディプラス調べ=

スタディプラスは25日、同社のStudyplusトレンド研究所が、大学受験に向け勉強を頑張っている高校3年生・浪人生および大学受験を経験した大学1~2年生の合計2399人を対象に実施した、「受験勉強、進路に関する調査」の結果をまとめ発表した。


この調査は、大塚製薬のバランス栄養食「カロリーメイト」と共同で実施したもので、まず、今までの受験勉強を振り返って、「漢字一文字で自分の気持ちを表現」してもらったところ、TOP3は「辛」11.0%、「苦」10.4%、「楽」4.1%だった。全体的にはポジティブ・ネガティブ双方の単語が多く見られ、一人ひとりの受験生が抱える感情が多岐にわたっていることが分かった。


「受験勉強を通じて成長できたこと」を尋ねたところ、「人間関係・感謝の気持ち」が13.4%、「忍耐力・粘り強さ」が11.8%、「自己認識・向き合い方」が9.9%、「継続力・努力」が9.8%、「計画性・タイムマネジメント」が9.3%で、それぞれ10%前後の回答を集めた。人としての成長を実感している受験生が多く、バラエティ豊かな回答が見られた。


「受験勉強で、最も心の支えになっている/なっていた人」を聞いたところ、最も多かったのは「学校の友だち」41.5%だったが、両親や教師といった身近な人からアーティストに至るまで、幅広い回答が集まった。


また、「受験勉強で、最も心の支えになっている/なった言葉」を聞いたところ、最も多かったのは「友達や仲間との励まし合いの言葉」9.3%で、続いて「教師からの応援・励ましの言葉」7.8%。身近な人からの励ましの言葉が受験生を支えていることが分かる。3位には「自分ならできる」6.8%という言葉が、4位には「音楽・歌詞」5.2%がランクイン。


受験勉強や試験に臨む時に「没頭するコツは何か」を聞いたところ、「睡眠」46.9%、「誘惑断ち」46.8%、「食事」26.3%がTOP3だった。寝不足や空腹を防ぎ、良い状態を保つために工夫していることが分かる。


「予定している/経験した受験形式」を尋ねたところ、「一般選抜」67.5%、「学校推薦型選抜」7.1%、「総合型選抜」3.7%を中心に、様々な組み合わせ・形態が見られた。


また、「受験当日に、着ていこうと思っている/着た服装」を聞いたところ、「制服」66.4%がダントツで多かった。また、動きやすさや温度調節を重視したり、お気に入りの服で気分を高めたりする受験生もいた。


「受験当日に、昼休憩で食べようと思っている/食べたご飯」を聞いたところ、「親の手作り弁当」53.9%が最多だったが、軽食やコンビニ飯を昼食にする割合も多かった。


「思い描いている大学生活」について聞いたところ、ジャンルとしては、52.6%と半数以上が「学業・研究に熱中」だった。

また、「法律を勉強して模擬裁判などで実践的なスキルを得てきたい」「好きな日本史の史料などで沢山勉強ができる!」「最先端の癌治療を学ぶことができる講義を受けたい」「自分が今興味あるデンプンやタンパク質などの高分子化合物の研究をする」など、具体的なイメージをしている受験生も多かった。

学業だけでなく、「友人関係・恋愛が充実」18.5%、「部活・サークルに熱中」17.5%、「バイトを頑張る、お金を稼ぐ」9.1%などの回答も多く、様々なキャンパスライフを夢見る声が多く見られた。

「将来就きたい職業」について聞いたところ、主に、「医師・看護師・医療従事者」「教師・教育関係」「公務員」「技術者・エンジニア」「研究者・学者」「士業・法曹関係」「アーティスト・クリエイター・芸能人」「起業・投資家」「航空・宇宙関連」「マスコミ関係」「建築関係」「スポーツ関連」「デザイン関係」「海外関連」「獣医・動物関係」「国際関連」「福祉関連」「警察官・消防士・自衛官」「会社員全般」のジャンルが挙げられた。


また、「将来、どんな大人になるのが理想か?」と質問したところ、「価値観・行動の軸を大切にしている」27.9%というニュアンスの回答が最も多かった。

具体的には、「自分で適切な判断できる人」「自分がかっこいいと思える自分になる」「自分の軸をしっかり持った人」「ポジティブな判断力のある人」「物事を多方面から考えられて、当たり前だと思われていることにも疑問を持ち,常に自分で考えて行動する人」など、自分自身が納得することを大切にしている受験生が多いことが分かった。

この調査は、学習管理アプリ「Studyplus」の全国のユーザー(高校生3年生・浪人生・大学1~2年生)を対象に、11月24日〜27日にかけて、「Studyplus」上でアンケート回答を依頼して、オンラインで回答を回収する形で実施した。有効回答数は2399人(高3生1930人、浪人生227人、大学1年生172人、大学2年生70人)。

調査結果の詳細

関連URL

「Studyplusトレンド研究所」

学習管理アプリ「Studyplus」

スタディプラス

自律的な学習者への第一歩に 自己効力感の向上 活用事例多数紹介 すらら 活用事例のご紹介
株式会社TENTO

アーカイブ

  • ICT要員派遣はおまかせ! ICTまるごとサポート 詳細はこちら
  • 事例紹介作って掲載します。 ICT教育ニュースの楽々 事例作成サービス