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2024年1月30日

NTT東×晃華学園中高、部活動地域移行に向けた「スポーツ×ICT」を実証

NTT東日本(東京武蔵野支店)は、晃華学園中学・高校と共同で、NTT東が所有するスポーツアセットやICTを活用して、部活動の地域移行や教員の働き方改革などの課題解決に向けた「スポーツ×ICT」の取り組みを実施した。

両者は、ICTのパートナーとして、同校のICT教育の根幹となるネットワークやセキュリティ対策を共に整備。今回、今後の教育現場でのICT基盤の利活用を共に検討していく中で、一昨年に実施した社会科のVR実証授業に続き、部活動におけるICT活用に関する取り組みを共同で企画・実施することにした。

今回の実証は、同校の生徒20人を対象に、1月14日にNTT中央研修センタ体育館で実施。当日は、バドミントンの「部活動」を模して、リアルタイムの遠隔指導とオンデマンドの指導動画を使った練習を生徒が体験し、指導者が現場にいなくても部活動が成立するのか、どのような工夫をすれば楽しくスポーツに取り組むことができるのかなどを、生徒の声を聞きながら検証した。

その結果、8割以上の生徒から「リモートコミュニケーションツールを使った遠隔指導は、技術向上に活用できる」というアンケートの回答が寄せられた。

その一方で、「機器の関係で声が聞こえないなど伝わりにくい」「画面越しでは相手の反応や表情がわかりづらい、動きを説明しにくい」など、ICT環境の改善点やオンライン指導を進める上での課題も明らかになった。

両者は今後も、「スポーツ×ICT」の取り組みの展開について、意見交換などを通して検討を進めていく方針。

実証の概要

実施日:1月14日(日)16:00~18:00
実施場所:NTT中央研修センタ体育館[東京都調布市入間町1-44]
参加者:晃華学園中学・高校の生徒20人
実施内容:
①基礎練習(オフライン)
②リモートコミュニケーションツールを使った遠隔指導(オンライン同期型)
③指導動画を使った自主練習(オンライン非同期型)
④実践型練習(オフライン)

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