2024年2月2日
SVC、調査レポート 発達障害と不登校は関係ある?
SVCは1月31日、同社が運営する発達に悩みを抱える保護者向けQ&Aサービス「ふぉぴす」で、1歳~12歳までの子どもの発達に悩む保護者を対象に実施した「不登校と発達の悩やみのある子どもの関係」のアンケート調査の結果を公表した。
それによると、「不登校・行き渋りはありましたか?」には、全体の14%が現在も不登校・行き渋りがあると回答。文部科学省から「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」で発表されている、在籍児童生徒に占める不登校児童生徒の割合は3.2%となり、その数値と今回のアンケート結果は、文部科学省のデータと比較すると高い割合だった。
過去に不登校・行き渋りがあったとの回答は13%。現在、不登校の小・中学生のうち、約30%が不登校を始めた年度内校へ再登校を始め、約85%は高校進学時までに復学しているという数字が出ている。
不登校や行き渋りの経験が全くないとの回答は73%と一番多い回答となった。発達が気になる保護者を対象に行ったが、発達特性があるからといって不登校になるとも限らず、割合もそこまで高いものではなかった。
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