2024年2月9日
同志社大学×コマツ、壁紙AI識別アプリ「かべぴた」ダウンロード開始
同志社大学は7日、コマツと「自動テクスチャ識別プログラム」を開発し、壁紙AI識別アプリ「かべぴた」の配信を開始した。
同志社大学理工学部・奥田教授の研究チームが独自の機械学習アルゴリズムを用いた、微細なテクスチャの差異に基づく画像識別システムを研究。コマツと共同で、同技術を応用した壁紙識別アプリをリリースした。
建築業界では、施工後の材料のメーカーや品番を特定するために、メーカーのサンプル帳を用いて、施工材料と比較してきたが、長時間を要し、微細なテクスチャの違いによって壁紙を識別するのは、熟練した専門家でさえも困難な作業だった。
開発された「自動テクスチャ識別プログラム」を搭載した「かべぴた」は、これらの問題をスマートフォン1台、わずか数秒で解消する高精度な識別システムだという。
価格は無料。
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