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2024年2月21日

チエル、Google for Educationの管理業務を効率化するアプリをバージョンUP

チエルは20日、Google for Educationの管理業務を学校現場に合わせて効率化できるアプリケーション「InterCLASS Console Support」を、3月に、Ver.3.5にバージョンアップすると発表した。

同アプリは、Google管理コンソールの機能を拡張できるGoogle Workspaceに対応しており、Google管理コンソールと連携して、学校のユーザー・グループの一括管理やデバイス管理、Google Classroomのクラス設定などの作業を簡単かつ速やかに行える。

今回のバージョンアップでは、まず、デジタル教科書・教材のプラットフォームアカウント登録時などに活用できるCSVの出力に対応できるようにする。

デジタル教科書・教材のプラットフォームは、プラットフォームごとにデータの並び順が異なり、それぞれの形に合わせてCSVファイルを作成する必要があったが、同アプリを使うことで、各プラットフォームアカウント登録時に適した形でのCSVが作成でき、年次処理の作業の簡易化などで働き方改革にもつながる。

今回のバージョンでは、「Lentrance」(レントランス)と「まなビューア」に対応したフォーマットが管理・出力できるようになる。その他のプラットフォームについては、今後順次対応していく予定。

また、端末のMACアドレスを一覧表示できるようにバージョンアップする。MACアドレス(ハードウェア固有の番号)は、校内LANへの接続や登録といった場面で使用するが、Google Workspaceの標準機能では、デバイス管理でMACアドレスを一覧表示することができず、CSVファイルでエクスポートする必要があった。

だが、今回のバージョンアップ後は、MACアドレスも一覧表示でき、これらをCSVファイルに出力できるようになる。

さらに、Google Workspaceのデバイス管理で資産管理台帳を作成する際に必要な項目をCSVファイルに一括で出力できるようになる。「端末の登録日」「機種」「CPUモデル名」「MACアドレス」「アセットID」「場所」「メモ」といった項目が対象。

「アセットID」に資産管理番号を、「場所」に学校名を、「メモ」に修理履歴などを記載しておくことで、資産管台帳の作成をスムーズに進められる。資産管理台帳は学校ごとに作成・管理しているケースが多く、年次更新のタイミングで学校間で端末を移動する際の更新作業の負担を軽減する。

導入事例(青森・八戸市教委)

関連URL

「InterCLASS Console Support」

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