2024年4月26日
JSA、学校向けIoTシステムの開発指針などを定めた「新規格」を発行
日本規格協会(JSA)は、学校向けIoTシステムの開発指針などを定めた新規格、「JSA-S1022 環境発電デバイスを用いた学校向けIoTシステムの要求事項及びその開発指針」を開発し、3月27日に発行した。
同規格は、ニフコ社が主体となって開発したもので、学校内の温湿度、CO2濃度などの物理的環境について、環境発電デバイスを使って管理するシステムの要求事項と、そのシステムの開発に関する指針を定めている。
同規格の発行を通じて、電気使用量の削減などによる省エネルギー、生徒が学業に集中できる環境づくり、教職員の負荷軽減などに寄与するのが目的。
JSA規格は、同協会が発行する民間規格。2017年6月の制度創設以来、同協会が、様々なステークホルダー(企業、団体、政府機関、学会など)からの多様な規格開発のニーズの相談・提案を受け、提案者の自主的な規格開発の取組みに対し、効率的なプロジェクトマネジメント支援を提供。透明性・公平性と客観性を確保した規格を「迅速に」開発・発行している。
新JSA規格の概要
主な規定事項:
・用語及び定義
・システムの要求事項(システムの構成、システムの動作概要、環境発電センサー、センサーネットワーク、GW及びAP、データクラウド)
・学校向けIoTシステム開発の指針
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