2024年5月9日
コクヨ×青森市立沖館小、IoT文具を用いた「家庭学習習慣化」に関する実証実験を開始
コクヨは、青森市立沖館小学校と、小学校低学年の課題である「家庭学習の習慣化」について、IoT文具(「しゅくだいやる気ペン」)を活用した実証実験を開始した。
「しゅくだいやる気ペン」は、市販の鉛筆に取り付けるセンサー付きアタッチメントで、スマホアプリと連動することで、家庭学習の習慣づくりをサポートする商品。主に小学低~中学年が対象で、2019年の発売以降の累計出荷台数は5万台を突破(今年2月時点)。
今回、「しゅくだいやる気ペン」を活用することで、家庭学習における親の伴走環境のあり方を同校と共同で実証検証する。
変化する教育環境の中で、学校教育のみならず家庭教育がどうなっていくのか、どうすべきなのかを「やる気ペンデータ」(家庭学習データ:家庭学習時間や頻度などのデータ)を活用しながら、教員だけでなく保護者を巻き込みながらの検討を試みる。
実証実験は、同校の新2年生、3年生のすべての児童(177人)を対象に、各家庭で数カ月間にわたって行い、実証検証終了後に結果を別途発信する予定。
実証実験の概要
実験期間:5月1日(水)~7月31日(水)〈2024年9月30日まで延長の可能性あり〉
実験対象者:「青森市立沖館小学校」新2年生96人、新3年生81人(合計177人)
実験内容:合意を得た家庭に「しゅくだいやる気ペン」を提供して、児童の日々の家庭学習に「しゅくだいやる気ペン」を使用。定期的に、アンケートやデータ集計を用いて家庭学習の意欲の変化、習慣化、学習意欲や学力の変化を分析
実験目的:「しゅくだいやる気ペン」による家庭学習に関する様々な変化(教員、保護者、生徒の変化)を把握して、家庭学習に対する学校と家庭との新しい関係性を見出す
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