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2024年5月22日
授業支援クラウド「スクールタクト」、教師の業務負担を軽減する新機能などを搭載
コードタクトは21日、同社の授業支援クラウド「スクールタクト」に、現行の学習指導要領に基づいたオリジナル単元を自動で作成する「単元の自動作成機能」を搭載するなど、新たな機能の追加と一部仕様変更を行った。
「単元の自動作成機能」は、現行の小・中学校の学習指導要領に対応したスクールタクトのオリジナル単元を自動で作成できる新機能で、単元には、授業で使うワークシートの雛形となる「課題テンプレート」が紐づいている。
スクールタクトで授業を作る時に、教師は学年・科目別の単元をワンクリックでまとめて作成でき、それぞれの単元に関連した課題テンプレートも探しやすくなり、授業で必要なワークシートを一から作る時間を削減できる。教材作成にかかる負担を軽減し、教師の働き方改革につなげる目的で開発した。
「課題テンプレート」は、スクールタクトで課題を作成する際に利用できる雛形のフォーマットで、スクールタクト公式として、学年・科目別に9000種以上を提供。
また、新機能の「ラベル機能」は、スクールタクトの回答一覧画面で、教師が児童生徒の回答に任意のラベルを設定する機能で、ラベルは回答のフィルタリングに使用できる。児童生徒も、どの回答に何のラベルが貼られているか、回答一覧画面で見ることができる。
使用の一例として、理科の「サル、タンポポ、ワカメ、タイを分類しよう」という課題では、動・植物での分類だけでなく、生息地による分類など、個人の視点で複数の回答が考えられる。教師が同機能を使い、児童生徒の回答をグルーピングすることで、児童生徒は1つの問いに対し、複数のアプローチや考え方があることを把握しやすくなる。
一方今回、仕様変更したのは「課題一覧画面」。一覧性の高いデザインにリニューアルして、一覧性を高めることで、児童生徒が必要な時に必要な情報を探しやすくなるように変更した。
スクールタクトは、データとAIを活用し主体的・対話的で深い学びを円滑に実現する授業支援クラウドで、文科省、総務省、内閣府などが主管する様々なICT教育の実証事業に採択されており、国公私立問わず2000校を超える小・中・高校・大学、学習塾や教育委員会に導入されている。
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