2024年5月31日
学校向け生成AIサービス「スタディポケット」、山口県の中学校で提供業務を受託
スタディポケットは、山口県教育委員会による生成AI・学習アシスタントアプリケーション開発・保守業務を受託し、6月3日からサービスを提供して授業や家庭学習における生成AIの学習支援の実証サポートを開始する。
6月から来年3月末までの期間、山口県内の6市7中学校の実証モデル校で「スタディポケットfor STUDENT」(生徒版)サービスを提供するとともに、職員研修などのサポートを通じて導入と定着支援、効果検証を実施する。
スタディポケットでは、生徒が学習内容を相談した際に、AIが直接的な答えを教えるのでなく、生徒が主体的に考える力を育むための「探究学習モード」を提供している。また、OCR技術とマルチモーダルを活用した画像解析により、自分でまとめたノートの内容を撮影して授業の振り返り学習を行ったり、その日の学習単元で応用問題を作成したりすることもできる。日本語・英語を含む多言語での音声入出力に対応している。
さらに、生成AIの基盤技術である大規模言語モデルの運用において「Azure OpenAI Service」を採用し、児童生徒が学校で安心・安全に利用できる環境を提供している。生徒向け・教員向けなどすべてのプランで、チャットに入力された情報は生成AIの機械学習に利用されることはない。
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)