2024年7月24日
熊本大学とGakken、ARCSモデルを使った調査で子どもの「やる気が続く」を検証
学研ホールディングスのグループ会社Gakkenは22日、幼児ワークに関する熊本大学との共同研究の結果を、学研の幼児ワーク公式サイトに8月16日に公開すると発表した。
1982年の創刊以来、「学研の幼児ワーク」は子どもたちが楽しく学べる問題づくりに力を入れてきた。保護者からは「ほかのワークよりも子どものやる気が続く」「自分から取り組むようになった」といった声が多数あり、ワークに盛り込まれた工夫が子どものやる気につながっているのではないかという一定の気づきを得ていたという。
今回、この気づきを検証するとともに、「学研の幼児ワーク」のより効果的な使い方や改善点を模索すること、さらに、幼児の学習意欲というこれまで研究があまりされてこなかった領域において知見を広めることを目的とし、平岡斉士准教授(熊本大学・放送大学)と共同で調査を実施した。
その結果、子どもの性格や学習到達度にかかわらず、「学研の幼児ワーク」はやる気が継続・向上することがわかったという。1カ月間の調査で得られた知見をもとに、平岡准教授による「学研の幼児ワーク」の評価も行われた。子どものタイプ別に、効果的にやる気を引き出す「学研の幼児ワーク」の使い方も新たに提案する。
調査結果(8月16日から公開)
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)