2024年8月2日
タブレットに比べノートの方が記憶への効果が高い =コクヨ調べ=
コクヨは7月31日、立命館大学 産業社会学部 岡本尚子准教授と共同で、「紙のノートとデジタル端末であるタブレットの筆記における記憶効果の比較実験」を実施したことを発表し、媒体の違いが記憶と生理指標に与える影響を調べた結果を発表した。
それによると、成績評価として、メモ・暗記学習 直後の暗記テストは、タブレットに比べてノートのほうが22%、2.5カ月後に実施した復習後の暗記テストも、ノートのほうが20%得点が高くなった。
主観評価として、実験後のアンケートでは、タブレットに比べてノートのほうが「見返しやすさ」で24%、「覚えやすさ」で28%高く評価された。
生理計測評価として、見返しと筆記による暗記学習において、タブレットに比べてノートの方がリラックス度が高く、ストレス度が低くなった。
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