2024年8月30日
56%の保護者が「塾にもっと早く通わせた方が良かった」と回答 =じゅけラボ予備校調べ=
じゅけラボ予備校は28日、現在、通塾している中学生2年生の保護者100名を対象に実施した志望高校選びに関する意識調査の結果を発表した。
それによると、「塾にもっと早く通わせた方が良かったと思いますか?」の問いには、23%の保護者が「思う」、33%が「やや思う」と回答し、合計56%が「もっと早く通塾させるべきだった」と感じている。この背景には、学習の遅れや進学競争の激化があると考えられる。特に、中学2年生という時期は、受験に向けた基礎固めが重要な時期であり、早期からの学習支援が不可欠だと感じる保護者が多いよう。
「塾の満足度について教えてください」の問いの「講師の質」については、29%の保護者が「満足」、50%が「やや満足」と回答し、合計79%が講師の質に対して高い満足度を示した。質の高い講師陣が、保護者の信頼を得ていることがうかがえる。講師の質が高いことは、子どもの学習効果に直結するため、多くの保護者が重要視しているポイント。
「授業内容」に対しては、21%が「満足」、51%が「やや満足」と回答し、72%の保護者が高評価をしている。授業内容が充実していることは、子どもの学習意欲を高め、成績向上に繋がる重要な要素になる。
「志望校別の対策」については、6%が「満足」、30%が「やや満足」と回答し、合計46%の保護者が一定の評価をしているが、47%が「どちらでもない」、4%が「やや不満」、3%が「不満」と感じており、合計54%の保護者が志望校別対策に関して満足していない。これは、塾の志望校別対策に対する期待が高まっている一方で、まだ満足には至っていないことを示唆している。
「サポート体制」については、17%が「満足」、44%が「やや満足」と回答し、合計61%の保護者が評価している。保護者とのコミュニケーションや子供の学習サポートが充実していることがうかがえる。
「料金」については、19%が「満足」、27%が「やや満足」と回答し、合計46%の保護者が一定の評価をしているが、37%が「どちらでもない」。14%が「やや不満」、3%が「不満」と回答しており、満足していない中2の保護者が過半数以上いることから、コストパフォーマンスの改善が必要。
「スケジュールの組みやすさ」については、4%が「満足」、37%が「やや満足」と回答し、合計61%が評価している。
「塾に求める追加サービスはありますか?」の問いには、43%の保護者が「自分に合わせた学習計画作成のサポート」を希望していることが明らかになった。さらに、「志望校別の対策」や「カウンセリング・メンタルサポート」も高い需要があることが示された。
「塾選びにおいて最も信頼できると思う情報源はどれですか?」の問いには、44%の保護者が「友人・知人の推薦」を最も信頼できる情報源として選んだ。さらに、インターネットの評判やレビューも多くの保護者に支持されていることが示された。
関連URL
最新ニュース
- 学校向けICT教材「すららドリル」、京都・大山崎町の公立小中学校が導入(2025年4月25日)
- リスクモンスター、第13回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」1位は?(2025年4月25日)
- 高校生の約5割が「推薦系選抜」を希望 =明光義塾調べ=(2025年4月25日)
- GMOインターネット、九州大で「AIを活用したWebアプリ開発」の講義(2025年4月25日)
- バッファロー、京都大学の新入生にマウス3033台を寄贈(2025年4月25日)
- 早稲田大学アカデミックソリューション、女子中高生向け「AI・プログラミング Camp」台湾で開催(2025年4月25日)
- 未来キッズコンテンツ総合研究所、「第1回 世界AIアスリート選手権大会」に向けて高校生がデジタル表現力を身につけるための学習プログラムを拡充(2025年4月25日)
- サイバーフェリックス、「学校版MBAスクールリーダーシッププログラム」第2期募集前セミナー(2025年4月25日)
- エリクソン×KDDI、大阪・関西万博で教育イベント「デジタルミライラボ」を無料開催(2025年4月25日)
- スタディプラス、塾関係者・参議院議員が登壇する「Studyplus Agenda 2025 SS~いま考えるべき教育と経営の論点~」6月開催(2025年4月25日)