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2024年10月28日

論文の即時オープンアクセス義務化方針を研究者の71%が知らない =カクタス・コミュニケーションズ調べ=

カクタス・コミュニケーションズは24日、「即時オープンアクセス義務化に対する研究者意識調査」の結果を発表した。

同調査は、2025年度公募分から、競争的研究費による研究論文の即時オープンアクセス(以下OA)義務化が閣議決定したことを受け、研究者支援サービスブランド、エディテージの利用者を中心に、論文出版経験がある研究者1012名を対象に実施されたもの。


調査の結果、即時OA義務化の方針を研究者の71%が知らないことが明らかになった。研究者はOA化に関心が強く、研究を社会に還元する理念には賛同する声が多い一方で、方針を支持する人は35%、積極的にOA化を推進したいと考えている人も51%に留まった。研究予算が限られる中、高騰する論文投稿費用への不安が現れた結果といえる。

また、今回の即時OA義務化方針では、論文の著者最終稿を機関リポジトリに公開するグリーンOAが推奨されているが、所属する大学等に機関リポジトリが「ない」と答えた人が30%、「わからない」と答えた人が28%で、合計すると全体の58%と高いことがわかった。方針の実施に向けて、研究者への情報発信と理解の拡大、負担軽減に向けた支援が重要であることが明らかになった。

調査結果詳細

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カクタス・コミュニケーションズ

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