2024年12月13日
漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」
日本漢字能力検定協会(漢検協会)は、人々に漢字の奥深さと意義を感じてもらうための活動の一環として、今年一年の世相を“漢字一字”で表現し、清水寺で発表する「今年の漢字」を実施している。
今回、ベネッセコーポレーション(ベネッセ)が提供する通信教育講座「進研ゼミ小学講座・中学講座」で特設サイトを開設し、全国の進研ゼミ会員から「今年の漢字」を募集した。2024年11月7日~12月2日までの募集で、応募総数6万6745件(小学生:5万5994件、中学生:1万751件)が集まり、トップ10に入った漢字とその理由を「進研ゼミ」で発表した。
その結果、小学生が選ぶ今年の「今年の漢字」1位は、「楽」。中学生が選ぶ「今年の漢字」1位は。「新」だった。
【進研ゼミの小学生会員が選ぶ!2024年「今年の漢字」(トップ10)】

【進研ゼミの中学生会員が選ぶ!2024年「今年の漢字」(トップ10)】

■30回目の「今年の漢字」は「金」
1995年に始まって以来、漢字の素晴らしさや奥深さを伝えてきた本行事は、2024年で30回目を迎えた。本年も、11月1日(金)から12月9日(月)までの期間、2024年の世相を表す漢字一字とその理由を全国から募集した結果、22万1971票の応募があり、「金」が1万2148票(5.47%)を集めて第1位となった。世の中で起きた出来事や流行、社会動向など、“ゆく年”へと思いをはせ“くる年”へと伝えていく本行事を通じて、多くの方々に漢字の奥深さや素晴らしさを発見もらう機会にしたいという。
30回目を記念しリニューアルしたWebサイトでは、「今年の漢字」にまつわるさまざまな情報を公開している。過去の「今年の漢字」をまとめたページでは、1995年から2024年までの歴代の漢字と、その年に起きた象徴的な出来事を振り返ることができる。
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