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2025年1月22日
Recursive、児童の手書き解答を自動で正誤判定するAIモデルを開発
Recursive(リカーシブ)は、小・中学校用の学校教材を発刊する「教育同人社」向けに、児童が手書き解答した紙の計算ドリルを自動で正誤判定するAIモデルを開発した。
同AIモデルは、児童が紙教材に手書きした解答をスマホやタブレット端末のカメラで撮影すると、AIが解答を自動認識。高度な物体検出とOCR(光学式文字認識)技術を使って、手書きの数字や記号をテキストデータに変換して、正解データとの照合を行い、迅速に正誤判定をする。
対象は小1~6年までの計算問題で、「横算形式」だけでなく、従来AIによる読み取りや文字判定が技術的に困難だった「ひっ算形式」や「小数の四則演算」にも対応。
これにより、学年問わず答え合わせを児童自身で行うことができるなど、教員の業務の負担を減らし、逆に教員でなければできない教務の充実や児童一人ひとりに寄り添った指導ができるなど、教育の質の向上にも寄与する。
同AIモデルは、教育同人社の協力で、2025年上半期を目途に一部の公立小学校でモニターを実施する予定。また、教育同人社が特許出願中のほか、AIエンジン名「MITORU」として2024年12月27日に商標登録を出願。
同社は、自社開発して提供しているドキュメントの分析・解析AIツール「FindFlow」(ファインドフロー)と、画像などのメディアを分析・生成するAIツール「PixelFlow」(ピクセルフロー)を組み合わせてカスタマイズし、教育同人社向けに、小学校算数の計算問題の正誤判定・採点・成績集計ができるAIモデルの開発に着手。
その第1段階として、今回、正誤判定機能を実装し、手書き解答をAIが自動で判定できる仕組みを構築した。
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