2025年3月7日
通信制高校、10代は6割が「良いイメージ」も、親世代は過半数が「良くないイメージ」=プレマシード調べ=
プレマシードは6日、全国の10代+40~50代の親世代の合計600人を対象に実施した、「通信制高校に関するイメージ調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「知り合いに、通信制高校に通っている/通っていた人はいるか」と聞いたところ、実に4人に1人(24.3%)が「いる」と回答。割付別にみると、「15~19歳」は39.5%、「40~49歳」は20.0%、「50~59歳」は13.5%で、年齢が若いほど「いる」と回答した割合が高い。
また、10代の男女を比較すると、「男性」29.1%に対し、「女性」は43.4%が「いる」と回答しており、女性の方が通信制高校をより身近に感じられる状況のようだ。
「通信制高校に対するイメージ」を聞いたところ、全体では「良い」が9.3%、「やや良い」が36.3%で、45.6%が「良いイメージ」を持っていた。ただ、10代は58.0%と約6割が「良いイメージ」を持っていたが、親世代は過半数(60.5%)が通信制高校に「良くないイメージ」を持っていることが分かった。「全日制高校に通えない生徒が行く学校」という、自身が高校生だった30~40年前からイメージが変わっていないのかもしれない。
通信制高校が「良い/悪い」のイメージになった理由については、最も多かったのは「ニュースや新聞・TV・ラジオなどの情報」29.7%だった。以下、「友達やクラスメイトからの情報」21.2%、「その他、知人からの情報」15.5%、「SNSでの情報を見た(文字情報)」9.0%と続いた。また、親子世代別の回答に大きな差があり、親世代と子世代で情報の取り方が違うことが見てとれる。
通信制高校の「ポジティブなイメージ」を尋ねたところ、最も多かったのは「不登校の人でも高校を卒業できる」39.7%で、以下、「仕事をしながら通える」30.3%、「自分のペースで学校生活を送れる」30.2%、「自分のペースで勉強ができる」「自由な時間ができる」が各26.3%と続いた。
一方、「ネガティブなイメージ」を聞いたところ、最も多かったのは「ひきこもりが多い」32.8%で、以下、「全日制高校で経験する学校生活と異なる」28.5%、「いじめや人間関係に問題があった人が行くところ」23.0%、「心や身体の健康に問題がある人が行くところ」17.3%と続いた。
また、通信制高校の仕組みや特徴に関する認知度調査では、最も多かったのが「通信高校に進学する場合、週1~5日、月数回など、自分のペースに合わせて登校日数を決めることができる」52.2%だった。
以下、「一定の成績を修め、単位を修得し、定められた単位を習得すると卒業できる単位制が多い」48.3%、「新入学や転入と編入を随時受け入れている高校が多い」43.0%、「登校し先生から対面で指導を受けるスクーリングがある」42.8%と続いた。
一方、大学受験や専門分野(プロブラム、英語学習など)に特化したコースがあることや、オンライン学習の充実ぶりなどの認知度は低かった。
「通信制高校について知りたいこと」を聞いたところ、「学校生活」24.7%が最も多く、以下、「学校の仕組み」24.2%、「1日、1週間のスケジュール」23.7%、「学費や奨学金制度」と「授業内容」の各20.2%と続いた。
性年代別でみると、女性10代は授業内容、進学率、自宅での過ごし方が多く、特に「1日、1週間のスケジュール」は41.4%が知りたいと回答している。
通信制高校に通う際「不安に思うこと」を尋ねたところ、最も多かったのは「人間関係やどんな生徒がいるのか」27.7%で、以下、「一般的な進学ルートから外れること」24.0%、「全日制高校ではない高校にいくこと」22.7%、「学費や奨学金制度」21.2%と続いた。性年代別にみると、男性10代は「全日制高校ではない高校にいくこと」を不安視する割合が高かった。
また、通信制高校に通うと考えた場合、「どのような手段で情報収集をするか」と尋ねたところ、最も多かったのは「通信制高校の公式サイト」47.8%で、以下、「通信制高校が比較できるサイト」29.8%、「口コミサイト」27.7%、「通信制高校のパンフレット」21.8%と続いた。
通信制高校に通うとした場合、「誰に相談するか」を聞いたところ、「母親」31.2%が最も多く、以下、「担任の先生」30.8%、「父親」21.3%と続いたが、子世代は男女ともに母親と父親に相談する割合が高く、家族への信頼が感じられる結果となった。
この調査は、10代+40~50代の親世代(子どもあり)の男女を対象に、1月24~28日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は、15~19歳、40~49歳、50~59歳各200人ずつの合計600人。
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