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2025年3月14日

ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=

学研ホールディングスの調査・研究機関「学研教育総合研究所」は13日、「小学生調査」「中学生調査」「高校生調査」の第3弾として、「好きな教科」「生成AIの利用」「探究学習」「長期の欠席について」など、学習や学校生活に関する調査結果を公表した。

それによると、最も好きな教科と最も嫌いな教科を聞いたところ、小学生では好きな教科は1位「体育」20.8%、2位「算数」18.3%、3位「図画工作」17.1%で、嫌いな教科は1位「算数」22.6%、2位「国語」17.8%、3位「体育」9.2%だった。

また、中学生と高校生では、最も好きな教科はともに1位「数学」(中学生19.8%、高校生15.2%)で、最も嫌いな教科もともに1位「数学」(同23.5%、26.7%)だった。中学生では好きな教科の2位は「英語」14.3%、3位は「社会」12.0%で、嫌いな教科の2位は「英語」15.7%、3位は「国語」13.0%。

高校生では好きな教科の2位は「地理歴史」10.1%、3位は「保健体育」9.5%で、嫌いな教科の2位は「外国語」17.3%、3位は「国語」9.8%だった。

また、ChatGPTなどの対話型生成AIを「学校」で利用したことがあるかを聞いたところ、「ある」と回答したのは、小学生では16.8%、高校生では27.7%だった。一方、対話型生成AIを「家庭」で利用したことがある小学生は18.3%で、高校生は39.5%だった。

小学生の結果を前回調査と比較すると、利用したことがある生徒の割合は、「学校」では7.0ポイント上昇(前回調査9.8%→今回調査16.8%)しており、「家庭」でも5.8ポイント上昇(前回調査12.5%→今回調査18.3%)していた。

「クラスに長期間お休みをしている生徒がいるか」を聞いたところ、「いる」と回答したのは、小学生で25.8%、中学生で44.8%、高校生で29.3%だった。中学生が突出して多いのが分かる。学年別にみると、小学生と中学生では上の学年で多くなっている一方、高校生では下の学年で多くなる傾向がみられた。

調査結果の詳細

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