2023年1月12日
「子どもから机に向かう」割合は19.8%、保護者の理想と4倍以上の開き=学研調べ=
学研グループの学研エデュケーショナルは11日、年中~小学3年生の長子を持つ20代~40代の保護者500名を対象に「α世代の勉強に関する実態調査」を実施した結果を公表した。
それによると、子どもから自主的に勉強する割合は19.8%。一方で保護者の89.6%は子どもから机に向かってほしいと思っており、保護者の理想と実態は4倍以上離れているという結果が明らかになった。
最も自主的に勉強するのは小学1年生(23.0%)、しないのは年中(4・5歳)と小学2年生だった。
年中~小学3年生の子どもを持つ保護者の約10人に1人が子どもを塾に通わせていることが分かった。子どもを学習塾に通わせたい時期は小学3年生が19.7%で最多となった。
保護者が最も子どもに身につけてほしいと考えている能力の1位は「何事も自分でやりきろうとする力」68.8%となった。
保護者の半数以上が子どもの勉強の指導方法に関して悩んだことがあると回答。中でも小学1年生、3年生の子どもを持つ保護者が60.0%と、最も悩む年代となった。
冬休みの宿題に手をつけるのは、休みが終わる7日未満からが最も高かった(34.6%)のに対し、夏休みは、休みが終わる28日~35日未満が最も高く(28.2%)なった。
また、半数近くの45.0%の保護者が「友達作りよりも学力の方が心配」と思うと回答。最も高い割合になったのは小学1年生(52.0%)で、入学を機に学力を心配する保護者の多いことが窺える結果となった。
関連URL
最新ニュース
- みんなのコードとキンドリルジャパン、広島県の「商業高校の情報教育改革支援」実施(2024年4月25日)
- ガイアックス、兵庫県内の中高を対象に「起業」をテーマにした探究プログラムを無償提供(2024年4月25日)
- 鎌倉市、エン・ジャパンを通じて新設ポジション「教育行政職」の2人を採用(2024年4月25日)
- 国際ドローン協会、千葉の中学生の集団下校をドローンで見守り巡回(2024年4月25日)
- 立命館大学、AI 翻訳「Mirai Translator」の活用により学生の読解スピードが向上(2024年4月25日)
- Griteen、女の子に特化したプログラミング教室「Griteen」を開校(2024年4月25日)
- FCE、生成AIプロンプトプラットフォームの導入校に早稲田摂陵高校、岡山学芸館中・高が決定(2024年4月25日)
- ストリートスマート、「Google認定教育者 資格取得支援セミナー」5月開催(2024年4月25日)
- デジタル・ナレッジ、オンライン授業・eラーニング導入を検討している大学向け事例紹介(2024年4月25日)
- エプソン×スタディラボ、浜学園にシームレスに家庭とつながるプリントサービスを提供(2024年4月25日)