2025年3月21日
「校長になってほしい有名人」、現役高校生・保護者ともに1位は「タモリ」 =リクルート調べ=
リクルートは19日、同社の進路情報メディア「スタディサプリ進路」が、全国の高校生男女694人と、高校生の子どもを持つ保護者男女310人の計1004人を対象に実施した、「校長先生になってほしい有名人TOP5」のアンケート調査の結果をまとめ発表した。(敬称略)
それによると、「校長になってほしい有名人」の1位は、高校生・保護者ともに「タモリ」だった。 以下、高校生は、2位「綾瀬はるか」、3位「明石家さんま」、4位「池上彰」、5位「永野芽郁」と続いた。高校生たちは、学校を笑顔で動かす校長先生をイメージした様子。
保護者は、2位「池上彰」、3位「阿部寛」、4位「天海祐希」、5位「吉田鋼太郎」で、ジャーナリストや熱血教師役が印象的な俳優・女優がランクイン。まさに生徒を力強く導いてくれそうな校長像がイメージできる。
また、保護者の描いている理想の教師像について、求める「キャラクター」と「行動」に分けて聞いたところ、キャラクターについては、1位「公正公平な人」60.6%、2位「経験豊富な人」45.8%、3位「知識が豊富な人・博識な人」45.5%という結果になった。保護者世代の教師像に近い「元気・熱血」や「厳しく指導してくれる」といった項目もあったが、いずれもTOP5圏外だった。
また、行動については、1位「生徒の良いところを発見してくれる」71.9%、2位「生徒の頑張りを認めてくれる」53.5%、3位「悩みなど話を聞いてくれる・面倒見が良い」39.7%がランクイン。7割超えの1位とは真逆の「苦手なこと・良くないところを指導してくれる」は下位で、保護者がいかに子どもの良いところを伸ばすポジティブコミュニケーションの教育に期待しているかが反映される結果になった。
この調査は、全国の高校生男女(「スタディサプリ進路」の高校生エディター/公式LINE登録者)と、高校生の子どもがいる保護者を対象に、1月15~17日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は、高校生694人(男子229人、女子452人、回答しない13人)、保護者310人(男性155人、女性155人)。
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