2025年4月24日
鳴門教育大学、「主体的に学び、創造的に実践する教師」養成のための学修環境を整備
鳴門教育大学は22日、 「主体的に学び創造的に実践する教師」養成のためのEdTechを活用した学修環境を整備し、2025年度授業から活用を開始したことを発表した。
今回整備したのは、共通講義B棟の各講義室・演習室と各フロアのホール。

大講義室以外は机や椅子が移動可能で、個別作業・グループワーク・プレゼン形式など授業スタイルに合わせて自由にレイアウトを変更できるようになった。「集中」「対話」「共有」のゾーンが共存し、学修スタイルに応じた選択ができる。
電子黒板・インタラクティブディスプレイを配置し、複数人で同時に書き込んだり、外部端末と連携したり議論を視覚化。また、学生は個人端末を持参(BYOD)し、大学が付与したアカウントを活用して、資料共有・意見集約・振り返りを即座に実施できる。
各フロアのホールにも、スツールやテーブルを配置し、壁面にはプロジェクターによる投影設備も整備。授業の合間や空き時間にも学生が自然に集い、議論や資料作成、プレゼンテーション練習などを行え、講義室・演習室以外にも主体的・協働的な学びを支える環境を広げている。
この学修環境は、対面とオンラインを自由に組み合わせることができるハイフレックス型授業にも対応しており、学ぶ場所や時間にとらわれない柔軟な学修を実現。双方向のオンライン参加が可能な高性能マイク・カメラ・スピーカーを備え、遠隔地の学生や教員とのリアルタイムなやり取りや録画によるオンデマンド配信にも対応している。
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