2025年4月28日
メールを利用したことがある小中学生は76% 利用頻度は中学生よりも小学生が高い =ニフティ調べ=
ニフティは24日、運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」で、「メール」に関するアンケート調査レポートを公開した。
調査は、小中学生を中心とした子どもたちを対象に、メールを使ったことがあるか、どんなときにメールを使うかなどについてアンケートを実施した。


その結果、これまでにメールを使ったことがある小中学生は76%。普段からメールを利用している人は「使っている」「たまに使っている」を合わせると、小中学生ともに90%以上。その子たちに、メールの送信数や受信数を聞いたところ、メールの利用頻度は中学生よりも小学生の方が高い。

【普段メールを使っている人へ】メールは、何で使っているかきいたたところ、「自分のケータイ・スマホ」で利用している人が最多だった。その他には「キッズケータイ」「家族共用のタブレット」などの回答があった。

どんなときにメールを使うかでは、小中学生ともに「人とやりとりするとき」が1位だが、中学生では「SNSやサイトの会員登録」など、人と連絡する以外の用途に利用する割合が小学生よりも高くなった。

誰とやりとりをすることが多いかでは、小学生では「お父さん・お母さん」、中学生では「友だち」が1位だった。

1日にどのくらいメールを送信しているかでは、「送信しない」子どもたちもいるが、「1~5通」がトップだった。中には20通以上メールを送信していると回答した人もいた。

1日にどのくらいメールを受信しているかは、前問のメール送信数と同様に「1~5通」受信すると回答した人が最も多い結果となった。


自分のメールアドレスを持っているか聞いたところ、 小学生の53.1%、中学生の77.4%が「持っている」と回答。持っている個数は、半数以上の人が「1個」だが、3割以上の人がメールアドレスを複数持っていることがわかった。

メールを使っていない人に使っていない理由を聞いたところ、ケータイ・スマホを持っていない子どもたちをのぞくと、小学生の22%、中学生の61.5%が「LINEなどの他のメッセージアプリを使っているから」と回答。中学生になると、メールよりも気軽にメッセージのやりとりができるSNSを利用する人が増えるようだ。
調査概要
アンケート実施期間:2024年11月19日(火)~12月16日(月)
調査対象:小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
有効回答数:1662件
調査方法:インターネット調査
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