2025年5月30日
小中学生の約4割が「勉強や宿題にAIを活用」 =ニフティ調べ=
ニフティは29日、同社の子ども向けサイト「ニフティキッズ」で、全国の小中学生を中心とした子どもたち1430人を対象に実施した、「AIに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「AIに興味はあるか?」と尋ねたところ、74%の小中学生が「ある」と回答。「ない」は26%で、小中学生にもAIが身近なものになっていることが分かった。
「AIといえば何を思い浮かべるか?」と聞いたところ、ChatGPTなどのチャット型AIやSiriやAlexaなどの音声アシスタントの名前が挙げられた。その他には、ファミリーレストランなどで料理を運んでくれる「配膳ロボット」や、「お掃除ロボット」など身近にいるAI搭載ロボットを思い浮かべた生徒もいた。
画像や動画などを作成する生成AIをあげる小中学生がいる一方で、著作権やフェイク画像の問題などを指摘する回答もあり、AIは便利なだけのものではないと考える子どももいることが分かった。
「Amazon AlexaやSiriなどのAIアシスタントを使ったことはあるか?」と尋ねたところ、小中学生ともに8割以上が「利用したことがある」と回答しており、AIアシスタントの普及率の高さが分かる。
また、「ChatGPTを使ったことはあるか?」との質問に、「ある」と回答した小学生は50.7%、中学生は62.5%だった。ChatGPTのアカウント登録には13歳以上という制限があり、18歳未満の場合は保護者の同意が必要で、このような年齢制限があるため、AIアシスタントに比べて利用経験のある生徒が少ないのかもしれない。
「学校の勉強や宿題をするときに、AIを使ったことはあるか?」と聞いたところ、「ある」と回答したのは、小学生が36.6%、中学生が44.6%で、小学生よりも中学生の方が勉強や宿題にAIを利用している割合が高いことが分かった。
では、「どんなAIを、どんな風に使ったのか」を尋ねたところ、様々な回答が寄せられたが、作文や読書感想文などの構成や、校正や誤字脱字のチェック、宿題の丸付けをしてもらうなど学習時の補助としてAIを利用している生徒が多かった。
その他には、タイマーセットをAIに頼んだり、音楽をかけてもらったり、調べ物を音声でするなど幅広くAIが活用されていることが分かった。あくまで補助として活用しているという意見が大半を占める一方で、「作文を作らせた」などAIに宿題を任せたとの回答もあった。
「音楽や画像、絵を作ってくれるAIを使ったことはあるか?」との質問には、小学生の43.3%、中学生の52.2%が「ある」と回答。
また、「家庭や学校で、AIの使い方に関するルールを決めているか?」の質問には、約9割の小中学生が「決めていない」と回答。学校や家庭でのルール作りはまだあまり進んでいないようだ。
だが、2024年12月に文科省が「初等中等教育における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」の改訂版を発表したように、今後子どものAI利用が進むにつれて、適切なルール作りが必要になってくるかもしれない。
この調査は、子ども向けサイト「ニフティキッズ」への訪問者(小中学生が中心)を対象に、3月18日~4月14日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は1430人。
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