2025年9月12日
IDP Education、大妻中野中・高を「IELTS推進校」に女子高校初の認定
IDP Education Japanは10日、IDP Educationが大妻中野中学校・高等学校を全国の女子校として初めて「IELTS推進校」として認定したことを発表した。
大妻中野中学校・高等学校では、IELTSを単なる語学試験としてではなく、「世界に近づくためのプラットフォーム」、「グローバルの土俵に乗るための経験」として位置づけている。大学入試への活用はもちろん、大学入学後に英語で専門分野を学び、将来国際社会で活躍するための準備としてIELTSを重視し、生徒たちが早期から世界標準の英語力に触れ、明確な目標に基づいて学ぶ環境を整えている。
その一環として、同校では、2018年よりIDP Educationに認定されたIELTS公式テストセンターパートナーである、日本スタディーアブロードファンデーション(JSAF)と連携し、年に2回、校内で公式のIELTS試験を実施。対象は、グローバルリーダーズコース(GLC)生だけでなく全校の生徒です。「みんなで受ける」という意識のもと、IELTSが特別な試験ではなく、「日々の学習に根差した実践の機会」「日常の学習の延長線上にある実践の場」として定着しており、慣れ親しんだ校内での受験機会が生徒の意欲と安心感を高めている。
2016年度に開設されたGLCでは、ネイティブ教員と日本人教員が連携してカリキュラムを構築。IELTSのSpeakingやWritingに対応する発信型授業が日常的に展開されており、さらに週1回、80分間の課外IELTS対策講座も実施している。英検3級~準2級程度レベルからでも参加可能で、学年やコースを超えたスキル育成が図られている。
こうした実践を支えているのが、言語学博士である大妻女子大学教授の服部孝彦氏。2011年より同校の教育アドバイザーを務め、スピーキング講座や模擬面接を通じて生徒一人ひとりの成長をサポート。また、卒業生による「グローバルチューター制度」では、先輩が後輩をIELTS対策や進路面で支援するなど、世代を超えた学びの循環も同校の特色。
さらに、これまで多くの卒業生を輩出してきた法政大学グローバル教養学部(GIS)との高大連携協定も2025年4月に新たに締結。GISの教育支援のもと、模擬授業や大学生との交流を通じて、生徒の英語運用力や国際的視座をさらに広げる環境が整っている。
関連URL
最新ニュース
- 朝日学生新聞社、中高生の約8割「単願制よりデジタル併願制がよい」(2025年12月23日)
- プログラミング言語の平均年収、1位は3年連続「Go」、2位「TypeScript」、3位「Ruby」=paiza調べ=(2025年12月23日)
- ZEN大学、ミネルバ大学との初の国際協働 「Minecraft」で挑む海洋課題解決プロジェクト実施(2025年12月23日)
- こどもDX推進協会、第7期 こどもDXに関する議論・調査・政策提言を行う公募を開始(2025年12月23日)
- 万博レガシー協育プロジェクト「みらいチャレンジEXPO」1月から全国7校で授業を開始(2025年12月23日)
- 国立高等専門学校機構、「第4回高専GIRLS SDGs×Technology Contest」の本選を開催(2025年12月23日)
- NTTドコモ、「第24回ドコモ未来ミュージアム」・「第3回ドコモ未来ラボ」受賞者決定(2025年12月23日)
- ラグザス・クリエイト、プログラミングスクール「忍者CODE」がクリスマスキャンペーン(2025年12月23日)
- 教育ネット、全国約2600校「らっこたん」ユーザー128万人対象のタイピング大会開催(2025年12月23日)
- ワンキャリア、企業人事向けオンラインカンファレンス「新卒採用カンファレンス 2026冬」開催(2025年12月23日)











