2025年9月29日
茨城高専、地域の中学校で「生成AIを活用した出前授業」を実施
茨城工業高等専門学校(茨城高専)は、STEAM教育の一環として、8月26日に茨城県立勝田中等教育学校で、生成AIを活用した出前授業「KOSEN×勝田中等サマースクール」を実施した。
同授業は、高専生の技術支援の下、中学生が生成AIを活用しながら、地域活性化のアイデアを創出・発表する教育プログラムで、当日は、中学生21人(3〜4人×6グループ)が「地域活性化」をテーマにしたグループワークに取り組んだ。
テーマには廃棄果物や廃校の利活用法が含まれており、各グループには高専生1〜2人がティーチング・アシスタント(TA)として参加し、生成AI活用の技術サポートを行った。
また、発表会では、同市内の廃校を「昼はコンセプトカフェ、夜はお化け屋敷として活用する」というアイデアが、具体的なマーケティング戦略とともに発表され、参加者から高い評価を得た。
授業後のアンケートでは、「新しい学びが得られた」と回答した中学生が90%以上に上り、高専生からも「他の誰かに教えることで、自身の理解が深まる感じがした」「相手の立場に立った説明の重要性を学んだ」などの声が寄せられ、中学生・高専生双方にとって有意義な学びが得られた。
茨城高専では、生成AI活用型のPBLである「AI未来探究プロジェクト」を展開中。同プロジェクトでは、まず人間が中心になって課題設定やアイデア創出を行い、その後、得られたアイデアを具体的な提案レベルに落とし込む段階で生成AIを活用する。
今回のサマースクールでも、初期段階ではKJ法を用いた人間中心のアイデア創出方法を採用し、生成AIに頼ることなく、ユニークなアイデアが数多く生み出された。
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