2025年9月30日
現役高校生が選ぶ「なりたい職業」、TOP3は「接客職」「ものづくり職人」「イラストレーター」=ジンジブ調べ=
ジンジブは29日、高校生向けの職業体験イベント「おしごとフェア2025」に参加した現役高校生1746人を対象に実施した、「将来なりたい職業に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。同調査は今年で3回目の実施。
それによると、2025年の現役高校生が選ぶ「なりたい職業ランキング」は、「接客職」14.6%が昨年に続き3年連続で1位だった。次いで「ものづくり職人」10.5%が昨年と同じ2位で、3位には「イラストレーター」10.1%がランクインし、昨年の4位から1つ順位を上げた。
「接客職」(1位)の人気の理由としては、アルバイトを通じた実体験や人とのコミュニケーションを楽しむ傾向が背景にあると考えられる。「ものづくり職人」(2位)は、若い世代で手を使った創造的な作業への関心に加え、安定して働ける職種として根強い支持を集めており、「イラストレーター」(3位)の人気上昇は、SNSやデジタルプラットフォームの普及で、自己表現の場が広がったことが影響していると考えられる。
4位に「デザイナー」、7位に「YouTuber・インフルエンサー」、8位に「ゲームクリエイター」、圏外16位に「プロゲーマー」など、自己表現を重視する職業が順位を上げている点も特徴的だが、全体を通じて、高校生の職業選択には、「安定性」に加え、「クリエイティブさ」や「自分の好きなことに取り組みたい」という意欲が強く反映されている。
一方、「就職するとしたらどの業界に興味があるか?」(働きたい業界ランキング)を聞いたところ、1位は「製造・ものづくり業界」20.8%で、昨年に続きトップの座に輝いた。次いで2位は「宿泊・飲食・観光業界」15.0%、3位は「サービス業界」13.7%で、昨年と比べ、2位と3位の順位が入れ替わる結果となった。
高校生の「働きたい業界」の選択には、「安定性」と「成長性」を重視する傾向とともに、時代の流れが表現されているとも言えそうだ。
また、進路を選択する上での「不安なこと」を聞いたところ、昨年と同様に「希望通りの進路に進めるか不安」48.8%、「自分のやりたいことが見つかっていないこと」46.6%、「自分の向いていることが見つかっていないこと」41.8%、「何をするべきかが分からないこと」41.8%という結果になった。
多くの項目で半数近くの高校生が「不安」と回答しており、依然として根強く、高校生が進路選択に不安を抱いている現状が伺える。「やりたいこと」や「向いていること」が見つからないという不安は、自己理解やキャリアビジョンの不足によって引き起こされていると考えられる。
この調査は、ジンジブ主催の職業体験イベント「おしごとフェア2025」に来場した高校1年~4年生(4年生は定時制課程高校生)を対象に、5月8日~6月23日にかけて、アンケートをした。有効回答数は1746人。
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