2025年10月8日
高校受験対策、保護者の80.1%が「塾に行くべき」と回答=こども教材プラス調べ=
SUNCOREは7日、同社が運営する教育Webメディア「こども教材プラス」が、中学校を卒業した子どもを持つ保護者156人を対象に実施した、「中学生の通塾事情に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「高校受験を控える中学生は塾に行くべきだと思うか?」と聞いたところ、156人のうち80.1%にあたる125人が「行くべきだと思う」と回答。多くの保護者が、高校受験では塾が重要な役割を果たすと考えていることが分かった。「あまり必要ないと思う」は4人、「絶対に必要ないと思う」は3人だった。

塾に通わせる理由を尋ねたところ、「高校受験対策」(87人)が圧倒的多数を占めた。学校の授業だけでは対策が難しいと感じ、専門的な指導や情報を求めて塾を選択している実態が伺える。

また、「塾に通ったことによる影響」について尋ねたところ、93.2%が「定期テストに効果あり」(成績が「非常に上がった」「やや上がった」の合計)、89.7%が「受験対策に効果あり」(志望校合格に「非常に良い影響があった」「やや良い影響があった」の合計)と回答。極めて高い割合で、具体的な成果に繋がっていることがデータで示された。

一方、通塾を始めた時期を聞いたところ、最も多かったのは「中学2年生」(57人)だったが、本格的な受験勉強の開始時期は「中学3年生の春」(66人)が最多となっており、多くの家庭が受験本番の1年前から塾を活用して対策を始めていた。


また、通塾経験のある保護者に「もっと早く塾に通わせるべきだったと思うか?」と尋ねたところ、40.1%の保護者が「そう思う」と回答。塾の効果を実感しているからこそ、「もっと早い段階から通わせていれば」と感じている保護者が少なくないことが分かった。
このアンケート調査は、中学校を卒業した子どもを持つ保護者を対象に、10月にインターネットで実施した。有効回答数は156人。
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