2025年10月10日
ベネッセコーポレーション、「ベネッセ校務クラウド」が佐賀県教育委員会の次世代校務支援システムに選定
ベネッセコーポレーションは9日、高等学校向け次世代型校務支援サービス「ベネッセ校務クラウド」が佐賀県教育委員会の校務DX計画における次世代型校務支援システムとして正式に選定されたと発表した。
2027年4月から、佐賀県内の県立学校(中高一貫校を含む全日制高等学校、通信制高校、特別支援学校など計46校)に提供開始され、クラウド環境を活用した業務効率化・データ連携などを通じて校務DXの実現を支援する。
同サービスは、高セキュリティが求められる医療分野における実績のあるテクマトリックスの校務支援システム「ツムギノ」にカスタマイズを加える形で構築された。各学校・教育委員会への販売や導入、活用支援についてはベネッセが行っている。
フルクラウド型の利点を生かし、学校内外のシステムにも連携対応し、ダッシュボードで一元化する。また、ベネッセが高等学校向けに提供する「進研模試」などの模擬試験データにも連携し、校内の定期テストなどと合わせて校務支援システム内でクロス分析や面談資料化を行うことができる。
生徒や保護者を含むすべての利用者は、スマートフォンアプリを含むさまざまな端末環境で利用が可能。Microsoft Entra IDやGoogle Workspace for Educationとのシングルサインオン機能を実装しているため、ログインに手間取ることなく、スムーズに日常のコミュニケーションや出欠連絡ができる。また、入力された情報はリアルタイムで通知されるだけでなく、必要に応じて教師が承認を行った上で、成績帳票や出欠簿などさまざまな書類に反映されるため、教員の業務効率化にもつながる。
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