2025年10月16日
すららネット、9月にカンボジア教育省代表団を日本の公立中学校へ招聘
すららネットは15日、ICT教育モデル構築に向けた国際協力の一環として、カンボジア教育省代表団を日本の公立中学校へ招聘したと明らかにした。
すららネットは今年8月にカンボジア教育・青少年・スポーツ省と教育デジタル化推進に関する協力覚書(MOU)を締結。その連携の一環として、同省のテップ・ピョリット事務次官を団長とする高官代表団12名が、9月22日に埼玉県朝霞市立朝霞第一中学校を訪問した。
朝霞市では2024年5月から、小学3年生~中学3年生が同社の「すららドリル」を活用しており、今年からは、成長を実感できる授業の実現に向けたAIドリルの活用法を検証するため、実証研究を行っている。こうした背景から、カンボジアでの教育改革プロジェクトを同社とともに推進するにあたり、朝霞第一中学校を視察することとなった。
最初に朝霞市教育委員会から、校務システムや学籍情報管理のデジタル化の取り組みが紹介され、校務DXをめぐって活発な意見交換が行われた。続く中学2・3年生の数学の授業視察では、教師が対話的に指導しつつ、「すららドリル」を活用して生徒が自分のペースで問題に取り組む姿を見学した。最後に、日本の学校文化を理解してもらう機会として学校給食を体験。団員は日本の生徒と同じ食事をともにしつつ、和やかな雰囲気で交流が行われたという。
関連URL
最新ニュース
- EDUCOM、統合型校務支援システム「C4th」が沖縄県の小中学校に順次導入へ(2025年11月14日)
- Spice、定時制夜間部生徒と取り組んだ「健康まちづくりプロジェクト」が千葉県知事賞を受賞(2025年11月14日)
- 探究学習の必修化から 3年それでも保護者の7割は「知らない」と回答 =DeltaX調べ=(2025年11月14日)
- 大学入試、主流だった「一般選抜」が年々減少し、学力だけではない「総合型選抜」が4年間で1.57倍に急増 =じゅけラボ予備校調べ=(2025年11月14日)
- 英語を使う仕事をするビジネスパーソンが実務で役立つと感じる英語資格は「TOEIC L&R」=アイキューブ調べ=(2025年11月14日)
- エナジード、「自己効力感」と「偏差値5.5UP」の相関 学研と中高生3249名で共同実証(2025年11月14日)
- 「WiCON2026」、高専発のイノベーションと人材育成で地域課題解決に挑む 協賛募集を開始(2025年11月14日)
- デジタルハリウッド、授業支援カリキュラム「探究×情報」を来春提供開始(2025年11月14日)
- 城西大学、「VRテコンドー」の体験会と大会を紀尾井町キャンパスで12月開催(2025年11月14日)
- ここのば、感覚処理の特性を整理・可視化する評価「感覚プロファイル」実施開始(2025年11月14日)














