2025年11月26日
近畿大学、広島キャンパスに不登校児童生徒支援ルームを開設
近畿大学工学部は21日、東広島市の「東広島市・近畿大学Town&Gown構想」の2025年度COMMONプロジェクトの一環として、キャンパス内に不登校児童生徒支援ルーム「KINDAIオープンスペース INNO Room(イノルーム)」を12月1日に開設すると発表した。
開設初日には、東広島市教育委員会と近畿大学工学部が連携し、市内小中学校関係者を対象とした利用説明会と見学会を兼ねたオープニングイベントを開催する。
近畿大学工学部と東広島市教育委員会は、2025年3月に、教員養成や教員の資質向上、教育課題の解決を目的として、教育連携に関する覚書を締結した。この連携のもと、両者は資質能力の高い理系教員の養成に向け、市内中学校での学校体験活動や教員として活躍する卒業生の赴任校へのヒアリングを実施している。
あわせて、「不登校児童生徒を対象とした支援プログラムの構築」に取り組んでいる。同プログラムは、近畿大学工学部教授で教育推進センター長、教職課程運営委員長を務める松岡敬興氏の研究の一環としても実施するもので、「東広島市・近畿大学Town&Gown構想」の2025年度COMMONプロジェクトにも採択されている。
これまでも支援体制の構築に向けて、教職課程を履修する学生による東広島市校外教育支援センターの見学、東広島市教育委員会の指導主事を招いた研修、地域の人々との意見交換イベントの開催など、さまざまな取り組みを進めてきた。
今回、近畿大学広島キャンパスに開設する「KINDAIオープンスペース INNO Room」では、高屋町内を中心とした東広島市内の不登校児童生徒が、安心して学び・体験できるプログラムを利用者と相談のうえ実施する予定。
活動は、教職課程を履修する学生がペアとなって児童生徒をサポートする形で行い、大学教員が指導、監督する。授業内容の補完、自主学習サポートなどの学習支援のほか、心理的サポートや教育相談も行う。さらに工学部の専門性を生かしたロボット教材を用いたプログラムなど、児童生徒の興味や自己肯定感を育む体験活動も実施予定。
開催概要
開催日時:12月1日(月)10:00~11:30
開催会場:近畿大学広島キャンパス C館3階305室 Active Learning Space
対象:東広島市立小・中学校関係者及び教育関係者 約10名
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