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2026年1月7日
i.school Technologies、専門家の知を学習したAI「熟達者AI」登場
i.school Technologiesは5日、専門家の知を学習したAI「熟達者AI」を発表した。
同社は、東京大学のイノベーション教育プログラム i.school の知見を基盤に設立。”知をもっと身近に” を掲げ、専門家の経験知をデジタル化することで、個人の創造性を引き出す教育インフラの構築を目指している。
「熟達者AI」は、特定分野に精通した専門家(熟達者)の経験や知見を学習し、独自の回答を提供することで、ユーザーの知的好奇心や、探究を支援するツール。専門分野の異なる熟達者の知見をそれぞれ個別に学習し、生成AIによる回答の生成を行う。
「熟達者AI」が学習しているのは、書籍や個人のメモなど、インターネットに掲載されていない情報。また、熟達者本人が、AIの回答の質を確認し必要に応じてアップデートしている。
さらに、熟達者が持つ暗黙知(まだ言語化されていない考えや知)を引き出すインタビューを実施することで、ユーザーの「答えなき問い」に対する熟達者の思考に触れることも可能。
「熟達者AI」は、正解を提示すること以上に、ユーザーの中に新しい疑問や探究心が生まれることをゴールとして設計されている。代表的な機能が、「ユーザーの質問に対して独自の回答を提供する機能」「熟達者の知見をマップ上に可視化し、熟達者AIに質問すべき問いを自動生成する機能」の2つ。
「熟達者AI」は、熟達者の書籍や論考を読み込み、その思考を自分の中で咀嚼していく学びのプロセスに近い体験を提供する。すでに熟達者が時間をかけて思考してきた事柄に、対話を通じてすばやく触れることができる。
また、専門分野の異なる複数の熟達者AIを横断的に活用できることから、結論を導くためではなく、思考の初期段階を支援するツールとして利用されている。
特に、関心を深める、好奇心を刺激する、探究や研究のテーマを立ち上げるといった場面において、その特性が発揮される。現在、ビジネス領域、大学・研究機関、高等学校(探究学習)のようなシーンで導入・活用が進んでいる。
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