2026年3月30日
関西大学、オープンバッジ技術を活用したデジタル証明書サービスを導入
関西大学とネットラーニングホールディングスは26日、オープンバッジ技術を活用したデジタル証明書サービスを導入したと発表した。
対象は同学が提供する「海外子会社の経営を担う人材を養成する大学院教育プログラム」の修了者で、国際技術標準「Open Badges 3.0」に準拠した証明書を発行する。これにより、学修成果を国際的に通用する形式で可視化し、リカレント教育における学修証明のDX推進を図る。
関西大学では社会人の学び直しを支援するリカレント教育に注力していて、同プログラムはグローバル人材育成を目的とした講座として高い評価を得ている。一方で、従来の紙媒体による履修証明では、学修成果の信頼性や活用の幅に限界があり、国内外で通用する新たな証明手段の整備が課題となっていた。こうした背景から、改ざん耐性や汎用性に優れた国際標準のデジタル証明書の導入に至った。
今回の取り組みでは、「ベーシックコース」「アドバンストコース」の2コース修了者に対し、従来の紙の履修証明書に加えてデジタル証明書を発行する。Open Badges 3.0はオンラインでの提示や共有が容易で、第三者による検証にも対応し、教育機関や企業に対して学修成果を円滑に提示できる。これにより、修了者のキャリア形成や国際的な人材活用の促進が期待される。
また、デジタル証明書は今年度修了者から継続的に発行され、今後は対象講座の拡大も検討する。学修成果を蓄積し、長期的に活用できる学修履歴として可視化することで、社会人の学び直しの価値向上にもつなげる考えだ。両者は今後、学修データ管理の高度化や他講座への展開を進めるとともに、在学中から卒業後までの学修歴を一体的に管理する仕組みとして、デジタル学生証の導入についても検討を進めるとしている。
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