2026年3月30日
九州工業大学、NetApp AFF C250とProxmoxで教育研究用仮想化基盤を刷新
ネットワールドは26日、九州工業大学が、教育研究用の仮想化基盤を再構築し、NetAppのオールフラッシュ・ストレージ「NetApp AFF C250」と、オープンソースを基盤とする仮想化プラットフォーム「Proxmox」を導入した事例を公開した。
同学ではこれまで、講義室の教育用端末を動かす各種サービスやLMSなどを仮想化基盤で運用してきたが、コロナ禍を契機に学生の個人PCを活用するBYOD方式へ移行したことで、基盤の役割も変化した。新基盤では、Moodle関連サーバーやデータの集約に加え、学内に散在する教育研究データの一元管理も担う。
一方で、ハードウェアやソフトウェアの価格高騰により、従来型のHCI製品では予算内での更新が困難になっていた。そこで三井情報の提案を受け、高性能・高信頼なNFSストレージとしてNetApp AFF C250を、仮想化基盤としてProxmoxを採用。旧環境からの移行もスケジュール通りに完了し、2025年3月末から本番稼働している。
新基盤では、Moodle関連を中心に100台以上の仮想マシンが稼働しており、約200〜300MB/sのスループットを記録。仮想マシンの起動も高速化し、教育研究活動を支えるインフラとして十分な性能を確保した。前回調達時と同等の予算でありながら、性能と容量を大きく向上できた点も大きな成果だとしている。同学は、IT製品の高騰や予算制約に直面する大学・教育機関にとって、NetAppとProxmoxの組み合わせは有力な選択肢になり得るとしている。
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