2026年4月17日
追手門学院大学、全学生約9500人に向け新たに生成AI「Gemini」などを導入
追手門学院大学は15日、4月から、全学生を対象に生成AIツール「Gemini」や「Notebook LM」の利用環境を公開したことを発表した。
初等中等教育段階では文部科学省から生成AIの利活用に関するガイドラインが示され、2024年の調査では大学生の約7割が生成AIを利用したことがあると回答するなど、教育現場においても生成AIが広く利用されるようになっている。
一方で、安易な利用による思考機会の逸失や情報漏洩のリスクなども懸念される。同学は、適切な利用環境と指針を同時に提供することで、生成AIを適切に活用し、教育の質を高める取り組みを推進していく。
同取り組みでは、入力されたデータの保護等など、学生がセキュアに生成AIを利用できるよう、大学が付与する学生アカウントを通じて「Gemini」や「Notebook LM」を利用可能とする。
あわせて、学生の学びにおける生成AIとの向き合い方を示した「生成AI利用ガイドライン」を制定した。
ガイドラインでは、各授業での生成AIの利用方法として「原則禁止」「条件付き許可」「積極的利用」の3段階を設定し、各教員は授業の初回にこの3段階のいずれか、またはその組み合わせを明示する。
同ガイドラインは、生成AIを単なる情報検索的ツールではなく、自らの思考を深めるための「壁打ち相手」として活用することを基本的な考え方としている。学生が自ら考えた問いをもとに生成AIと対話し、複数の出力を比較・検証しながら判断し、新しい価値を生み出すための道具として適切に活用できる環境の構築を目的としている。
今後、教員向けガイドラインの作成、AIに関わるリテラシーや活用方法などを学ぶ初年次教育の導入も検討しているという。
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