2026年8月25日
学生の6割が「3年生の6月」までに就活スタート =学情調べ=
学情は24日、終盤に入った2027年卒採用について、学生と企業・団体の人事担当者を対象に実施したインターネットアンケートの結果を公開した。

それによると、「就職活動(インターンシップ等を含む)を本格的に開始したのはいつ頃でしょうか?」の問いには、「3年生の6月」17.0%が最多で、次いで「同4月」15.4%、さらに「同3月以降」14.3%、「同5月」11.2%、「2年生」10.4%が続いた。3年生の6月以前を合わせると計59.0%で6割近い学生が夏休み前に動き始めていた。
前年まで「3年生の5月以前」をまとめていたが、今回は分けて聞いたところ「2年生」に加え「1年生」も5.0%で、15%超が低学年時から就活に取り組み始めていたことが分かり、就活開始の低学年化も浮かび上がった。
「3年生の3月以降」が前年の3倍近くに急増し、3番目に多かった点も注目される。冬に始動した学生は極端に少なく、ルール上、採用広報が解禁され「就活解禁」ともいわれる3月以降に動き出した学生が一気に増えた。大学のキャリアセンターからは「動かなければいけないと思っているのに踏み出せない学生が目立つ」という声を聞く。3年生の春前後のスタートが定着する一方、1年近く後にようやく腰を上げる学生も増えており、大学が懸念する「二極化」がより深刻になっている現状が明らかになった。

次に、「インターンシップ等の参加時期はいつでしたか?」の問いには、「大学3年生の8月」の56.3%が突出して多く、次いで「同9月」40.2%、「同7月」27.1%と夏に集中。さらに「同10月」25.6%、「同12月」25.1%が続いた。前年比では「同5月」と「同6月」の参加が増加。12月を中心に秋から冬にも、毎月4~5人に1人は参加した。

次に、「最初に採用に関する面接を受けたのはいつですか?」の問いには、「3年生の3月以降」が最多、次いで「同10月」13.4%、「同12月」10.9%、「同11月」9.6%、「同9月」9.2%と続き、3年生の秋~冬が並んだ。多くの学生が「夏秋のインターンシップ参加→年内早期選考」の流れに乗り、この時期に面接が集中したことが分かる。1~2年時を含め3年生の11月までに半数以上が、年末までを合わせるとほぼ3人に2人が面接に臨んでいた。
一方で「3年生の3月以降」は21.8%と前年の倍近くに増加。この時期に就活を本格的に始めた学生が急増した影響だが、こちらも二極化が進んでいることを鮮明に示すデータとなった。
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