2013年9月2日
文科省/2014年度予算にICT教育関連で22億円を計上
文部科学省は8月30日、2014年度予算における文部科学関係概算要求を公表した。
2014年度における文部科学関係予算の要求・要望額は5兆9035億円。対前年度比で10.2%の増加となった。
ICT教育関連の予算では、「情報通信技術を活用した学びの推進」におよそ22億円を計上。
その内訳を見ると、先導的な教育体制構築事業に3億8200万円を計上。総務省と連携し、10地域を対象に、学校間、学校・家庭が連携した新しい学びを推進するため、教員のICTを活用した指導方法の開発や研修体制構築など、先導的な教育体制の構築に取り組むための研究を実施する。
また、確かな学力の育成に資する授業革新促進事業に16億8600万円を計上。2014年は40地域を対象に、子供たちにとって分かりやすい授業を実現し主体的な学びを推進するため、ICTを活用した授業の促進を図るための拠点づくりを支援する。3年間で100地域まで対象を拡大する予定。
その他のICT教育関連の予算として、教育用コンテンツ奨励事業に3300万円、ICTを活用した課題解決型教育の推進事業に1億4500万円を計上。
教育用コンテンツ奨励事業は、教育上価値が高く、学校教育や社会教育に利用されることが適当と認められる教育映像などの審査に、新たにデジタルコンテンツ部門を設置し、デジタルコンテンツ作品の普及、利用促進を図る。
ICTを活用した課題解決型教育の推進事業は、小中学校からのプログラミング教育などに対応した教員向け指導手引き書などを作成するとともに、多様な端末においてデジタル教材などの活用を可能とするために、デジタル教材などの制作・流通基盤の構築を推進するとしている。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













