- トップ
- 企業・教材・サービス
- AI教材「すらら」、大阪市立天王寺中学の特別支援教室が導入
2019年11月11日
AI教材「すらら」、大阪市立天王寺中学の特別支援教室が導入
すららネットは8日、同社のAI×アダプティブラーニング教材「すらら」を、大阪市立天王寺中学校・特別支援教室の中学3年生らに提供すると発表した。
「すらら」は、小学1年~高校3年生までの国語、算数/数学、英語の学習を、教師役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材。
国内では800の塾、160の学校が導入。発達障がいや不登校、経済的困窮世帯を含む 6万6000人以上の生徒に学習の機会を提供している。学校では主に私立中学・高校で普及しているが、公立中学校の特別支援教室が導入するのは今回の天王寺中が初めて。
現在、「すらら」利用者のうち発達障がいのある児童・生徒の利用者数は約2000人で、近年増加傾向にあるという。
天王寺中の導入は、特別支援教室としては珍しいEdTechによる先進的な試み。無学年式で、一人ひとりが自分に合った学習を進めることができる「すらら」の特長が、学力や学習ペースが異なる生徒と相性がよいのでは、という教師の発案が導入につながった。
また、コミュニケーションが苦手な生徒でも、フレンドリーに語りかけてくるアニメーションのキャラクターは親しみやすい。
集中することが苦手な生徒には、レクチャー中に何度か質問されて回答するという一連の刺激が集中力を補うため、一人ひとり固有の特性を持つ生徒とも相性がいい。
さらに、教師には、生徒の回答など細かく記録される学習管理ツールが用意されており、マンツーマンで指導しなくても苦手箇所を確認し、必要箇所だけ再学習させることができる。
「すらら」のこうした特長により、特別支援教室の生徒も一人ひとりに合わせた学習を楽しみながら進めることができ、モチベーションアップ、学習効果の向上が期待できるという。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)