- トップ
- 企業・教材・サービス
- Appier、2020年以降のAIトレンド予想をチーフAIサイエンティストが発表
2020年1月10日
Appier、2020年以降のAIトレンド予想をチーフAIサイエンティストが発表
Appier(エイピア)は9日、同社のチーフAIサイエンティストで台湾国立精華大学准教授のミン・スン氏による、2020年以降のAIの実用に関する予測を発表した。
予測1:AIは人間が提示した目標達成に向けて自ら行動できるようになる。現状では、AIによるデータ分析後、経営者や事業責任者、マーケティング担当者などがAIの示したデータをもとに次の作業を決定しているが、2020年以降は、ディープラーニングが高度化することで、少量のデータからでも精度の高い学習・分析が可能となり、AIが自ら次の行動を決定する能力を持つことが期待される。
予測2:人工知能と人間のインテリジェンスを組み合わせた最適なコラボレーションが実現される。従来のAIは、定量化が可能な1つもしくは複数の目標を人間が手動で組み合わせることで学習訓練を受けてきたが、新しいAIは、複数の目標を最適化し、目標間のトレードオフを探求するように学習することができる。人間はこのように学習させたAIが特定のトレードオフで動作するように制御することで、人間中心のAI技術の実現が可能になるとしている。
予測3:分散学習が進歩する。データを効果的に活用するには、最適なデータを収集、管理、アクセシビリティおよび統合する技術や環境を整備しなければならず、テキスト、動画、画像、音声などさまざまなフォーマットのデータが大量に生成されているなか、企業や政府が情報を共有するための効果的なデータエコシステムの開発が求められる。そのため、種類や量がばらばらの既存のデータから、複数のGPUを活用して最適な学習を可能とする分散学習の能力がますます大切になっていくると考えられる。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)