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2020年7月1日

アライドテレシス、GIGAスクール向け10Gネットワーク構築のファームウェア

アライドテレシスは6月30日、スイッチ・ルーター製品のファームウェア「AlliedWare Plus(AW+)」をバージョンアップし、新ファームウェア「AW+ Ver.5.5.0-0.3」のホームページからのダウンロードサービスを開始した。

今回のバージョンアップでは、GIGAスクール構想にも必要となる10Gネットワークを実現を可能とする新製品のSFP+モジュールをサポートするほか、災害時において、被災者への通信インフラの確保を可能にする緊急モード機能の搭載や、他社デバイスの統合管理機能の強化など、スイッチ・ルーター製品の機能拡張を行った。

文部科学省から発表されたGIGAスクール構想では、児童生徒1人1台端末の利用を実現する高速大容量通信が可能なネットワークとして、10Gネットワークが求められている。これまで伝送距離が30mを超える10Gネットワークの構築には光ファイバーでの接続のみが可能だったが、今回のバージョンアップから、カテゴリー6A以上のLANケーブルにおいて伝送距離100mの10Gネットワークを実現するSFP+モジュール「AT-SP10Ta」をサポートする。これにより、10Gネットワークの構築・導入が容易になることが期待される。

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