2020年9月14日
高校生が就職する理由、最多は「自立したい」36% =ジンジブ調べ=
ジンジブは、今年7月に開催した合同企業説明会「ジョブドラフトFes2020」に参加した高校生1400人余りを対象に実施した「就職活動に関するアンケート調査」の結果をまとめ、11日に発表した。
それによると、就職する理由を質問したところ、「自立したい」が最も多く36%、次いで「経済的理由」23%、「言えない」15%、「進学したくない」14%、「目標がある」11%という結果だった。
就職活動に不安があるか尋ねたところ、「不安あり」が85%、「不安なし」が15%だった。
就職先の希望エリアを質問したところ、「地元就職」が64%、「県外就職」が5%、「特に希望なし」が31%という結果だった。
会場別に見ると、特に札幌・広島が地元就職の回答割合が大きく出ていた。都道府県により求人倍率に差が出ている中、地元就職への希望が多いのには、高校生の地元志向の高まりの他に、求人情報が県内に偏っていることも要因と推察できる。
就職先を決めるポイントを質問したところ、最も多かったのが「仕事内容」30%、次いで「給料」が23%、「休日」が16%、「働いている人」が15%、「家が近い」が11%。
職場見学で企業を見るポイントを尋ねたところ、最も多かったのが「雰囲気」で41%、次いで「仕事内容」34%、「働いている人」20%という順だった。
就職活動で使いたいツールを質問したところ、「高卒専用求人サイト」が最も多く36%、次いで「面接練習の機会」17%、「個別面談」10%、「企業紹介動画」10%、「就活イベント」9%、「SNS相談」8%。
学校で得られる求人情報の他にも情報の取得や、練習や相談の機会を求める生徒が多いことが推測できる。
また、「ジョブドラフトFes」に参加して、職場見学or応募したい企業が見つかったか質問をしたところ、「見つかった」と答えた生徒が64%、「見つからなかった」が7%、「どちらでもない」が29%だった。
この調査は、高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」に参加した高校生を対象に、7月4日~31日にかけて、札幌・仙台・東京・神奈川・埼玉・千葉・名古屋・大阪・京都・兵庫・広島・福岡・沖縄で、アンケートの形で実施。有効回答は1413人。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)